両親は1歳のときに離婚。
その後、父親はアルコール依存症によって死去。
歌手だった母親は、声が出なくなり、仕事ができなくなる。
新聞やマーケットの売り子を経験し、
パントマイム劇で、一家の家計を支える。
やがて母親は極貧のあまり、精神に異常をきたし、
施設に収容される。
4歳違いの異父兄と、孤児院や貧民院を転々とすることになる。。。
こんな少年時代を送ったのは、かの喜劇王、チャップリンです。
そのチャップリンの言葉に
「人は楽しいから笑うんじゃない、泣かないために笑うんだ」
とあります。
だからなのでしょう。
チャップリンの笑いは、涙が出そうになるような、
悲しい人間の姿も垣間見えるのですが、
その悲しみを優しく包む笑いです。
そのチャップリンが作った曲が「SMILE」です。
https://www.youtube.com/watch?v=3olmh-aC5Ho
マイケル・ジャクソンが「最も好きな歌だ」とカバーしました。
和訳の歌詞を紹介いたします。
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心が痛むときでも、微笑んで
傷ついたときでも、微笑んでごらん
曇り空のときも、君ならきっと切り抜けられるよ
悲しみや不安を感じるときでも、笑ってごらん
そうすれば明日君の為に太陽が輝きだすよ
君の顔に喜びで笑顔にしよう
悲しみの跡を全部隠して
たとえ涙が今すぐにでもこぼれそうだとしてもね
そんなときこそ、微笑みを絶やさないようにしよう
笑って
泣いたってなんにもならない
もしも君がほほ笑んだなら
人生は生きる価値がまだまだあるってことがわかるだろう
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チャップリンは笑いの力を信じ、生涯をかけた人でした。
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