親鸞に学ぶ幸福論

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政治家は言葉が命、仏教講師もそう

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【説法(1)】


都知事選、都議選を圧勝に導いた小池旋風、

国政でも吹くか、と注目された衆院選は、

蓋を開けてみれば自民の大勝でした。

一時は希望の党が自民党を脅かす議席を獲得するのでは

という見方もありましたが、

やがて「希望、苦戦」との報道が大方になり、

「野党第一党にもなれない」と予想され、

このたびの惨敗となりました。

 


潮目が変わったのは「排除」という言葉でした。

小池代表は敗戦の弁で

「自分の言動で不快な思いを抱かせたことは申し訳ない」

とそれを陳謝しました。

 

 

今回のことで「政治家は言葉が命だなぁ」と

つくづく感じさせられました。

失言により、辞任することもあれば、

今回のように世論の不興を買う事態もあるのですから。

 


他人事で語っているのではありません。

仏法を伝える立場にある者も「言葉が命」です。

どんな言葉が人を不快にさせるのか、

よくよく反省し、学ばなければなりません。

 


さらには、どういう言葉を使えば、

深い仏法の教えを分かってもらえるだろうか、

という悩みも片時も忘れてはならないことです。

 


親鸞聖人は一字一句にも細心の注意を払ってご執筆されたのは、

その遺された著作からも窺えます。

たとえば、他力によってたまわる幸福も、

「獲る」と「得る」と、言葉を厳密に使い分けされています。

生きている時に獲た利益は「獲」という字を使われました。

「必ず“大会衆の数に入る(絶対の幸福)”ことを獲る」

「必ず現生に十種の益を獲る」

一方、死後、浄土で得る利益は「得」という字を使われています。

「蓮華蔵世界(弥陀の浄土)に至ることを得る」

 


親鸞聖人がこのように漢字一字一字にまで

こだわって執筆されたのは、

「どうすればこの筆舌尽くせぬよろこびを

一人でも多くの人にわかってもらえるだろうか」

という聖人の果てしなき悩みからでした。

 

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