親鸞に学ぶ幸福論

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江戸時代では、40歳を過ぎれば、「翁」と呼ばれる人生の円熟期だった

 

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【常行大悲(2)】


江戸時代の武家は40歳を過ぎると、家督を息子に譲り、

息子が出仕して、自分は隠居し、「翁(おきな)」といわれました。

40歳を過ぎた西郷隆盛のことを西郷翁と呼びましたし、

桃太郎などの昔話に出てくるお爺さんお婆さんも、

40歳くらいだった可能性が高いです。

 


私は当年48歳、当時なら「翁」といわれる隠居の身ですから、

わがままや不平など青臭いことを言っていたら、

「あの歳でまだあんなことを言っている」

と人から馬鹿にされる歳になったことを自覚すべきで、

年齢相応の、円くなったところも必要だと思っています。

 


しかしその一方で角を取ってしまってはならないとも自覚しています。

ムキになったり、我を忘れて熱くなったり、

周りを忘れて没頭したり、子供のように何かに夢中になったり、

そういう面をなくしてしまうほど老成する歳ではないと思っています。

情熱を失ったら、何かを創造したり、変革したりはできません。

情熱が創造と変革のガソリンです。

 


伊能忠敬が55歳からの17年間で地図の測量をしたこと、

ファーブルが54歳から28年間かけてファーブル昆虫記を書き上げた

などと聞きますと、何かを成し遂げるための一心な情熱は

決して若者だけの特権ではないと知らされます。

 


そして何よりも高齢になられた親鸞聖人のほとばしる情熱を知る者として、

その御跡を続きたいと念願する親鸞学徒として、

穏やかな隠居など全く無縁でなければならないと思っています。

 


歎異抄には、還暦を過ぎられた親鸞聖人が、

関東からはるばる京都まで信仰の悩みを尋ねにきた人たちに、

叱り飛ばされているお言葉が遺されていますが、

怖いばかりの親鸞聖人の迫力と熱意が伝わってくるようです。

 


また84歳で親鸞聖人は、50歳の長子・善鸞を勘当なされています。

歳を取ると、若い者の顔色を窺って迷惑をかけないように生きる、

という人が多くなってきますが、聖人はさにあらず。

84歳で、ご長男を勘当されるのですから、すさまじい気概です。

「今日よりは親と思うべからず、子と思うこと思い切りたり」

断腸の思いの義絶状の文面には鬼気迫るものがあります。

 


どれだけ歳を取っていこうが、打算や保身を度外視して、

情熱のすべてを注いで突き進まねばならないことを、

親鸞聖人のお姿から学ばせていただきます。

 

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