【因縁(2)】
29歳の女性の方から、こんなお尋ねがありました。
(匿名のため、一部、変更しています。)
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最近、プロポーズされました。
仕事も辞めたかったのと、年齢のこともあり、ホッとうれしい思いもあった反面、
本当にこの人でいいのか、後悔しないかと躊躇する自分がいます。
それから2週間、幸せな気持ちになれず、
「これでいいのかな、でもこれを逃したら‥」と悩む日が続いています。
友達に相談すると、「迷いがあるなら止めた方がいい」と言う人もあれば、
「完璧にぴったりの相手はないし、あの人はいいよ」と言う人もあり、
迷いが深まるばかりです。
よければアドバイスお願いします。
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こういう悩みを抱えている方は多いのでしょう、時々受けるお尋ねです。
ただ私にアドバイスしてくれとといわれても、
結婚相手がどんな人かによって、アドバイスは大きく変わります。
また相談されてるこの方がどんなお気持ちなのか、によっても
アドバイスは変わります。
プロポーズを受けるべきかどうか、今の私の情報量で
この方に「イエス」とも「ノー」とも無責任に答えられません。
それでもアドバイスできることがあるとしたら、
友達の意見はよく聞いた方がいいと思います。
この方が相談されている友達は私よりも、
相談者の気持ちと結婚しようとしている彼の言動を知っていて、
アドバイスするのでしょうから、その意見は傾聴に値します。
しかしこの方が言われるには、友達の意見も両方あるとのこと、
そうなると迷われるのもわかります。
友達全員「あの人だけは止めとけ!」と言われたのなら決めやすいです。
あるいは「あんないい人いないよ、あなたを幸せにしてくれるよ」と
みんなが勧めてくれる人なら、また決めやすいです。
この方の場合は、友達の意見も「迷いがあるなら止めた方がいい」と言う人と
「完璧にぴったりの相手はないし、あの人はいいよ」と言う人もあるそうなので、
そうなると難しいところです。
ここで紹介したいデータがあります。
ショック受ける人もある「閲覧注意」のデータです。
総務省「国勢調査」のデータですが、
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30~34歳で結婚した人の割合は31.3%、
35~39歳で結婚した人の割合は10.8%。
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35歳を過ぎると結婚した人の割合が、
ガクッと落ちることが分かります。
40代に入ると、結婚した人の割合は、怖すぎて公表できません。
こう聞くと、チャンスはそんなにやってこないことがわかります。
ならばここは思い切って結婚した方がいいのかな、とも思いますが、
一方でこんなデータもありました。
500人の既婚女性への雑誌アンケートの結果です。
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「旦那選びを間違えた」53.8%
「生まれ変わったら今の夫と結婚したくない」57.8%
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このパーセントを多いと思うか、少ないと思うかは人それぞれでしょう。
この旦那を選んでよかった、生まれ変わっても今の夫と結婚したいという人が
半数近くいる、ということですね。
半分は成功、半分は失敗、となると、
その半分には入れるかどうか、悩むのは当然です。
コーヒーにするか、紅茶にするか、という問題ではないですからね。
人生がかかっていますから。
さて、私は仏教の講師ですから、、
「お釈迦さまはこのような悩みにどう教えられているか」
をお話しするのが、任務です。
おそらくこの方も、仏教の見解が聞きたいと思われて、私に尋ねられたのでしょうから、
私もこの相談者の方とパソコンの無料通話で1時間弱お話しした内容を
次回からのメルマガで簡潔にお話しできればと思います。
A「旦那選びを間違えた」となるか
B「生まれ変わっても今の夫と結婚したい」となるか
(1)AとBの差は何によってその差ができるのか
(2)どうすればBになれるのか、
この二つを次回お話しいたします。