親鸞に学ぶ幸福論

「そんなにしてまでなぜ生きねばならないのか」はっきり示した、メールdeで学ぶ仏教教室です。無料メール講座が好評です。受講者4000人。

結婚相手を選ぶのにかなり真剣だったのに、それでも失敗する人とは

f:id:kikuutan:20171220145158j:plain

 


【因縁(2)】

 


29歳の女性の方から、こんなお尋ねがありました。
(匿名のため、一部、変更しています。)

======
最近、プロポーズされました。
仕事も辞めたかったのと、年齢のこともあり、ホッとうれしい思いもあった反面、
本当にこの人でいいのか、後悔しないかと躊躇する自分がいます。
それから2週間、幸せな気持ちになれず、
「これでいいのかな、でもこれを逃したら‥」と悩む日が続いています。
友達に相談すると、「迷いがあるなら止めた方がいい」と言う人もあれば、
「完璧にぴったりの相手はないし、あの人はいいよ」と言う人もあり、
迷いが深まるばかりです。
よければアドバイスお願いします。
======

こういう悩みを抱えている方は多いのでしょう、時々受けるお尋ねです。

ただ私にアドバイスしてくれとといわれても、

結婚相手がどんな人かによって、アドバイスは大きく変わります。

また相談されてるこの方がどんなお気持ちなのか、によっても

アドバイスは変わります。

プロポーズを受けるべきかどうか、今の私の情報量で

この方に「イエス」とも「ノー」とも無責任に答えられません。

 


それでもアドバイスできることがあるとしたら、

友達の意見はよく聞いた方がいいと思います。

この方が相談されている友達は私よりも、

相談者の気持ちと結婚しようとしている彼の言動を知っていて、

アドバイスするのでしょうから、その意見は傾聴に値します。

 


しかしこの方が言われるには、友達の意見も両方あるとのこと、

そうなると迷われるのもわかります。

友達全員「あの人だけは止めとけ!」と言われたのなら決めやすいです。

あるいは「あんないい人いないよ、あなたを幸せにしてくれるよ」と

みんなが勧めてくれる人なら、また決めやすいです。

この方の場合は、友達の意見も「迷いがあるなら止めた方がいい」と言う人と

「完璧にぴったりの相手はないし、あの人はいいよ」と言う人もあるそうなので、

そうなると難しいところです。

 


ここで紹介したいデータがあります。

ショック受ける人もある「閲覧注意」のデータです。

総務省「国勢調査」のデータですが、

=======

30~34歳で結婚した人の割合は31.3%、
35~39歳で結婚した人の割合は10.8%。

=======

35歳を過ぎると結婚した人の割合が、

ガクッと落ちることが分かります。

40代に入ると、結婚した人の割合は、怖すぎて公表できません。

 


こう聞くと、チャンスはそんなにやってこないことがわかります。

ならばここは思い切って結婚した方がいいのかな、とも思いますが、

一方でこんなデータもありました。

500人の既婚女性への雑誌アンケートの結果です。

=======
「旦那選びを間違えた」53.8%
「生まれ変わったら今の夫と結婚したくない」57.8%
=======

このパーセントを多いと思うか、少ないと思うかは人それぞれでしょう。

この旦那を選んでよかった、生まれ変わっても今の夫と結婚したいという人が

半数近くいる、ということですね。

半分は成功、半分は失敗、となると、

その半分には入れるかどうか、悩むのは当然です。

コーヒーにするか、紅茶にするか、という問題ではないですからね。

人生がかかっていますから。

 


さて、私は仏教の講師ですから、、

「お釈迦さまはこのような悩みにどう教えられているか」

をお話しするのが、任務です。

おそらくこの方も、仏教の見解が聞きたいと思われて、私に尋ねられたのでしょうから、

私もこの相談者の方とパソコンの無料通話で1時間弱お話しした内容を

次回からのメルマガで簡潔にお話しできればと思います。

 


A「旦那選びを間違えた」となるか

B「生まれ変わっても今の夫と結婚したい」となるか

(1)AとBの差は何によってその差ができるのか

(2)どうすればBになれるのか、

この二つを次回お話しいたします。

 

=========


仏教の教えをわかりやすく体系的にお話する

20回の無料メール講座好評配信中。