親鸞に学ぶ幸福論

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アマチュアスポーツ界の相次ぐパワハラ問題の根底にある名誉欲

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【名誉欲(1)】


仏教で説かれる人間の5つの大きな欲の一つが『名誉欲』です。

「勝ちたい」「負けたくない」「人の上に立ちたい」「人から見下げられたくない」という心です。

 

最近ワイドショーなどで取り沙汰されるスポーツ界のパワハラ問題も、

とどまるところ、人間の名誉欲の強さが引き起こした事件の数々と言えるかと思います。

選手に責任をなすりつけたり、

嘘つき呼ばわりしたり、

全て自分の手柄にしたり、

それでいてパワハラを追求されても、まともに謝罪もできず、

その醜態ぶりがまた大衆をおもしろがらせ、

マスコミの格好のネタとなっている現状です。

 

大の大人がなんであんな子どもじみたことを、とあきれますが、

自分の意見を真面目に素直に聞く、年端のいかぬ子どもたちを相手にしているうちに、

いつしかお山の大将になり、

やがて自己を省みることができないほどうぬぼれてしまった、ということでしょう。

 

動物社会でも群れの中で序列がはっきりしていて、

「マウント」や「縄張り」で優劣を相手に自覚させ、

周りにも上下関係を知らしめますが、

ああいう動物の生態を見ると、

勝ち負け優劣を求める名誉欲は

生まれつき人間に備わった、どうしようもないものだ

と知らされる思いがいたします。

どれだけ気を付けようとしていても、

すぐ優劣で人を値踏みし、一喜一憂してしまうのが私たちの実態なのです。

 

アメリカの研究結果によると、女性に差別的な社会は、

男性同士も差別的であり、勝ち組、負け組の競争が激しい社会だとのこと。

勝ち組はいつ蹴落とされるかわからぬ不安から常にストレスにさらされ、

劣等感に苛まされる負け組男性は、

今度は女性に対して勝ち組になろうと、女性を差別的に扱います。

DV(ドメスティックバイオレンス:恋人や女性への暴力)は、

社会、家族から必要とされていない男性の負い目や不安からくると指摘されています。

 

競争で疲弊した男性が、自分の優位性を取り戻そうと女性を差別する、

その下向きの差別の連鎖は、

マイノリティである外国人や

それ以外の社会的弱者・少数者へ向かうとの研究結果もあります。

 

窮屈な思いに嫌気が差してくる世知辛い世の中ですが、

これも「勝ちたい」「負けたくない」の、

人間の名誉欲のなせるわざといえましょう。

お釈迦さまが108の煩悩(煩わせ、悩ませ、苦しめるもの)の

筆頭に挙げられているのもわかります。

 

 

 

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