親鸞に学ぶ幸福論

「そんなにしてまでなぜ生きねばならないのか」はっきり示した、メールdeで学ぶ仏教教室です。無料メール講座が好評です。受講者4000人。

パチンコ依存症でなかったら今ごろ家が建っていた

f:id:kikuutan:20190120204616j:plain

 

【人生の目的(1)】


ある40代のAさんと話していたのですが、

「今までパチンコに遣い込んだ総額で家が建つ」

「自分がまだ独身なのも、パチンコのせい」

と言われていました。

ついこないだも年末のボーナスもパチンコにつぎ込んでしまった、

と後悔されていました。

 

Aさんがパチンコにはまったきっかけは

友人に連れられ、初めて足を踏み入れたパチンコ店で、

何気なく打った台が大当たりで、

5千円が8万円になってしまったからだそうです。

いわゆる「ビギナーズラック」というものですね。

汗水流して働いてやっと手にするのが1万円、

なのにパチンコはどうだ、わずか数時間で8万円!

それでパチンコにのめり込み、今にいたる、とのこと。

怖いですね。

 

私も学生時代、つきあいで千円分の玉を買い、やってみたことがありますが、

持ち玉は、ものの数分でパチンコ台に吸い込まれ、終わり。

「なんだこれは」とひどく勿体ないことをした気分になり、

当時苦学生だった私は、

千円あればあれも買えたのに、これも食べれたのにと腹が立ってきて、

パチンコに使ってしまったことを後悔したものです。

 

しかしもし、あの時、Aさんのように大勝して1000円が10万円にでもなっていたらどうなっていたか。

今頃、はまっていたかもしれませんね。

当たらなくてよかったです。

 

パチンコ店はその辺の人間心理はよくわかっていて、

新規客獲得のために3月、4月は当たりやすい台を多くするのだ、

とAさんは教えてくれました。

3月、4月と言えば新生活の季節、

心機一転、進学や就職、異動などで新しい土地での生活を始める人も多い、

これはパチンコ屋にとっても千載一遇のビジネスチャンスで、

この時期に玉を出し、勝ちやすくすることで

新規顧客の獲得を狙うのだそうです。

 

「なら3月、4月だけパチンコすればいいんでないですか」

と言うと、

「そうなんです。でもついパチンコ屋に足が向いてしまうんですよね」

と言っていました。

 

大当たりが出た時の、あの大きな音とパチパチした光、

店内全体が自分を祝福してくれているような演出に、

ドーパミンが一気の放出され、強烈な快感が脳にすり込まれます。

あの大音響は他の人にも聴かせる効果があり、

あの音にあおられ「オレだって」と熱くなっていく。

あれら全部パチンコ店が「どうやってパチンコにのめり込ませるか」の長年の研鑚による演出です。

 

パチンコを例にとって話をしましたが、

何にせよ、かくのごとしで、

演出に踊らされ、

使わなくてもいいおカネ、時間、労力を注ぎ込んでしまっていることが

日々の生活のあらゆる場面で相当ありそうです。

 

人を動かす(カネを出させる、従わせる、依存させる)ために、

脳医学、心理学、あらゆる技術を使ってアプローチくるのが現代社会ですから、

よほど「本当に自己が為さねばならない本分は何か」

真剣に考えないと、酔生夢死で人生は終わってしまいそうです。

 

 

 

 

=========

では仏教の説く人生の目的のは何か、分かりやすく体系的に学べる
全20回の無料メール講座です。
おもしろそうだなと思われた方はこちらから登録できます。
登録解除もいつでも自由なので、一度お試しに覗いてみてください。

 

「一から分かる仏教」無料メール講座
メールアドレス:
お名前:

=========


仏教の教えをわかりやすく体系的にお話する

20回の無料メール講座好評配信中。