親鸞に学ぶ幸福論

「そんなにしてまでなぜ生きねばならないのか」はっきり示した、メールdeで学ぶ仏教教室です。無料メール講座が好評です。受講者4000人。

キリスト教の信者勧誘で使われる鉄板トークの一例を紹介

f:id:kikuutan:20180808085035j:plain

 

【人身受け難し(1)】

 

キリスト教、イスラム教、ユダヤ教は、

いずれもユダヤ民族の神話と歴史の書である「旧約聖書」をルーツとしており、

唯一神にして万物の創造主とされる「ヤハウェ」を拝するのも一緒で、

ひっくるめて「アブラハムの宗教」と称されます。

今日、アブラハムの宗教の信者は、世界の過半数を占め、世界最大の思想宗教です。

 


アブラハムの宗教では「人間は神によって造られた被造物である」と断定します。

その根拠は「この宇宙と人間という存在が、偶然の産物であるはずがない」であり、

いかに宇宙が緻密で精巧かを、様々な事例で力説し、

「どう?これが偶然なんてある?」と迫ります。

 


そしてまたこう言います。

「神は、意図があって人間を造った。

神の被造物である人間の生まれてきた目的は、

神が人間を造った意図を知って、初めて判明する」

これは、造られた人間の生きる目的を知っているのは造った神のみだ、という論理です。

この論理の補強材料として、キリスト教を説く者がよく使う例は、

「時計は時間を知るためにあり、

 車は人や物を運ぶためにある。

 作られたものには必ず、

 それを作った人の目的があるでしょ」

というもの。

 


そしてここから、自殺者や殺人の多い暗い世相をクローズアップし、

「神を否定したから、生きる意味が感じられず、自殺したり、人を殺したりするんだ」

と、「神を信じない」悲劇を力説します。

ここでも「人間が偶然の産物なら、存在の意味とか目的を問うことはできないよね」と、

神を信じるか、唯物論か、二者択一の思想しなかいかのように話しを持っていきます。

 


今私が話したことは、キリスト教を語る人が、

かなり鉄板にしている話しの進め方ですから、

キリスト教の話に触れた経験があれば、

この展開の話はご存じの方も多いと思いますが、

随所に突っ込みどころ満載です。

 


ちなみに仏教では、創造主を持ち出さず、すべては偶然の産物とも言わず、

なおそれでいて揺るぎなき「生きる意味」があることを明かします。

まるで創造主の神か、一切は偶然の唯物論か、

二元論に帰結しようとしていた人も、

仏教を知られると、こんな物の見方があるのか、と

きっと新鮮に感じられるのではないかと思います。

 

 

 

=========

 

仏教に教えられる「生きる意味」に関心ある方のための全20回の無料メール講座です。
おもしろそうだなと思われた方はこちらから登録できます。
登録解除もいつでも自由なので、一度お試しに覗いてみてください。

 

「一から分かる仏教」無料メール講座
メールアドレス:
お名前:

 

 

=========


仏教の教えをわかりやすく体系的にお話する

20回の無料メール講座好評配信中。