親鸞に学ぶ幸福論

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腹が立つ元は、“~してあげている”との慢心。だからこそ三輪空に心がけよと説かれる仏教

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【三輪空(1)】

 

腹が立つ元は、“~してあげている”との慢心です。

だから釈迦は私たちに「三輪空(さんりんくう)に心がけなさい」と勧められました。

「三輪空」とは、布施(親切)をした時、

○私が、○誰々に、○何々を、してあげた、という三つを忘れなさい、

との仏教の教えです。

 


三輪空に関して過去のメルマガで書いた際、

読まれた方から、

「今朝、出かけに妻との会話を思い出し絶句してしまいました」

との感想をいただきました。

その方が奧さんの言動に思いあまって玄関先でこう言われたそうです。

「いつも自分のことは自分でしている。

 食事・食器の後片付け。部屋の掃除。

 よかったら洗濯も自分でするからいい。

 だから別居しよう」

すると奧さん、すかさずこう言い返してきたとのこと。

「あなたは親らしいことしていない。

 自分の意見を押し付けたいだけでしょう。

 これだけ私が我慢してあげていたのに…」

 


会話は平行線で折り合いがつかない状態のまま、家を出て、

その直後に三輪空に関するメルマガが届き、

まさに三輪空ができていないのが自分たちだ、と思われ、

感想のメールを送ってこられたのでした。

 


三輪空は、言うは易く行うは難し、で

実行しようとしてみて難しさが知らされますが、

この方のように「自分はできていないな」との日々の気づきが大事です。

 


今日はマンガを通して「三輪空」を学んでみましょう。

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こんなやりとりあったなあ、と思い出します。
家族だったり、職場仲間だったりすると、お互い支え合う場面が多いので、つい相手がしてくれないと「いつも~してあげているのに、私には何もしてくれないなんて勝手だ!」と怒りに転じる場面が多くなります。

 

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弟さんは、お姉さんが困っているんだろうなと思って、雨の中、忙しいのに傘を届けに行ったんでしょうね。
お姉さんを想う気持ちがなければできないことです。

 

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お姉さんもよく宿題を教えてあげているんでしょうね。
弟思いのいいお姉さんです。

 

大切な人だからこそ支えている、それがゆえに時に腹が立ってくる。
赤の他人には腹が立たないものです。

 

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相手が自分に向けて怒りをぶつけるのも、その多くは、その人が自分を支えようといろいろしてくれているからです。
その人にとって大切な人だからです。

 

 

 

 

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