親鸞に学ぶ幸福論

「そんなにしてまでなぜ生きねばならないのか」はっきり示した、メールdeで学ぶ仏教教室です。無料メール講座が好評です。受講者4000人。

ノーサイドの精神を実生活にも

f:id:kikuutan:20191103203032j:plain

 

【布施(1)】

 

南アフリカの優勝で幕を閉じたラグビーワールドカップ、

日本中が盛り上がりました。

話題になった一つが、

敗れたチームが試合後に花道を作って勝者を称える「ノーサイドの精神」です。

多くの日本人が感銘を受けました。

「ノーサイド」の精神とは、

戦意むき出しでぶつかり合っていた男たちがノーサイドのホイッスルが鳴ると、

敵も味方もなく健闘をたたえ合うラグビー精神のことです。

 

ラグビーだけでなく、スポーツを見ていて心打たれるポイントの一つはここです。

ボクシングでもゴングの前は鼻を突き合わせてにらみ合っていた両者が

決着がついた後、抱き合って相手に感謝の言葉をかけます。

 

オリンピックでも微妙な判定で負けてしまい、悔しくて号泣していた選手が、

それでも観客への敬意を忘れずチーム全員で一礼したり、

対戦相手と握手したりする姿に感銘を受けます。

 

またこれはスポーツだけではありません。

アメリカでは選挙の際、落選した候補が勝者に電話して祝福するという伝統があります。

敗者が負けを受け入れられなければ円滑な政権運営は容易ではないからです。

これも一つのノーサイドの精神といえるかもしれません。

 

国家間でもビジネスでも、あるいは最小の単位では夫婦の間でも、

さまざまなこじれやぶつかり合いがあり、

一方にとって認めがたい、おもしろくない決着がついたりすることもあるのですが、

そんな時、いつまでもそれを引きずり、恨み言を繰り返すのではなく、

現実を受け入れ、ノーサイドの精神を発揮すれば、

どんなにか世の中は住みやすくなることと思います。

 

 

 

 =========

仏教の教えを分かりやすく体系的に学べる
全20回の無料メール講座です。
おもしろそうだなと思われた方はこちらから登録できます。
登録解除もいつでも自由なので、一度お試しに覗いてみてください。

 

「一から分かる仏教」無料メール講座
メールアドレス:
お名前:

 

=========


仏教の教えをわかりやすく体系的にお話する

20回の無料メール講座好評配信中。