親鸞に学ぶ幸福論

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沢尻エリカは「自分も危ないかも」と思っていたらしい

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【因果応報(1)】


『心配事の9割は起こらない』という本が25万部突破のベストセラーです。

もし病気だったら、もしリストラされたら、もし別れ話だったら、

と何かといろいろ考えすぎてストレスを抱えることが私たちにはあるので、

取り越し苦労はやめましょう、とアドバイスするこの手の本が

気持ちを和らげる一助となるという人も多いのだと思います。

 

その気持ちも分かりつつも、

反面、私たちはいつも自分の都合のいいように解釈しがちであり、

『心配事の9割は起こらない』よりもどちらかといえば

カエサルの『人間はみな自分の見たいものしか見ようとしない』との言葉の方に私は共感しますので、

あえて今日の内容です。

 

心配事の9割は起こらない、とは、

言い換えれば、心配事の1割は起きてしまう、ということです。

だとしたらやはり放置しておけないのではないでしょうか。

そんな事態が10%でも起きる可能性があるのなら、

たとえ起きても、自分の人生が「詰んだ」「オワタ」とならないよう、

何かしらの準備は必要になります。

準備しようがないことなら仕方ないですが、

己を律すれば対処できることなら、

「まさか」の事態に備えておくのが賢明です。

 

沢尻エリカが警察庁の調べで

「これまでに有名人が薬物事件で逮捕されるたびに、私も危ないんじゃないかと注意していた」

と語ったそうですが、やはり彼女も

「いつかは不意打ちの事情聴取、薬物検査があるのでは」

と心配する思いがあったのだと思います。

おそらくマスコミが薬物事件を取り上げ、賠償額や違約金が話題になるたびに、

「止めよう」との気持ちになったでしょう。

しかしどこかで「大丈夫だろう」と高をくくる心もあったのかと思います。

止めようとは思っても、禁断症状が出たりして無性に欲しくなると、

「ピエール瀧もASKAも20年以上捕まらなかったのだし」

「今だってこの人もあの人もまだ捕まっていないんだから」

「心配事の9割は起こらないのだから」

と決意もなし崩しにしてしまい、ずるずると続けていたのでしょう。

 

飲酒や無免許で運転する人、不倫を続ける人、虚偽とごまかしを重ねる人なども、

同じところがあると思います。

最初こそビクビクしていても、やがて慣れていき、

何とはなしにできるようになっていき、

そんなある日突然発覚して顔面蒼白。

すべてを失うという現実の結果に直面して初めて

「我ながら何を血迷っていたのか」と過去のタネまきを全身で悔やむものです。

 

 

 

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