親鸞に学ぶ幸福論

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真の仏教の師に巡り遇うことの難しさ

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【善知識(1)】


「どんな人でも確実に儲かる」との謳い文句のビジネス情報商材を十数万円で購入し、

その通りやってみたものの、まったく収益が上がらない、という話をよく聞きます。

この件に関しては、わたしもインターネットで仏法を伝えようと勉強している経験上からも言いたいのですが、

まず大事なことは「容易にはネット上の威勢のいい宣伝文句に躍らされない」ことです。

ネットや投資の素人にとって成功した経験者のアドバイスは魅力的ですが、

本当に成功している人かどうか、確認された方がいいです。

 

「こんな暮らしができるようになりました」とアピールする自称・成功者の中で、

その実態は中学生のお小遣いにも満たない金額しか稼げていない、というのが相当あります。

それでいてそんな人が高額なサービスを売りつけようとしているのは、滑稽なほどです。

ところがこういった人様から大事なお金をもらってビジネスをする資格がない「なんちゃって先生」「なんちゃってコンサル」が

ネット上にはうんざりするほど多いのが実態です。

 

だからといって人の意見を無視せよ、というのではありません。

「成功者のアドバイスほど貴重なことはない」というのは、はっきりと言えることです。

ただその「成功者」が、本当に成果を出せる誠実な人かどうか、が問題で、その見極めを間違えてはならないということです。

 

ではどうしたらその見極めを間違えずに済むのか。

最も堅実な方法は、自分が勉強をして賢くなることです。

自身が力を付けるしかありません。

本は安価なのでオススメです。

それ系の本を何冊も読んでいくといろいろわかってきます。

また無料のサイトがあると思うので、そこでその人がアップしている文章をじっくり読むことです。

無料のサイトの文章、動画で、学べるものがない、惹かれるものがない、としたら

その人から学ぶのは止めた方がいいと思います。

つまり無料で読める文章、動画でも十分お金出してもいいクオリティだったという時だけ、検討すべきです。

 

なんでこんな話を仏教の教えを伝える当サイトで述べているのかといいますと、

これは仏教を学ぶ際にも同じことがいえるからです。

仏教を伝える講師、学者、僧侶だといっても、

誰でも正しく説いているわけではないことをよく知っていただかねばなりません。

「わたしは仏教をお伝えしています」と言っても、

ネットの自称・成功者と同様、いい加減な人がごまんといます。

そんな人の言葉を真受けにして、仏教はこんなものかと早合点されたら大変です。

仏教を説いているその人がどんな内容を書いているか、根拠があることなのか、

共感できるものなのか、論理的なものなのか、

無料でその人がアップしているものがいくらでもあるはずなので、

それを読まれ、この人ならば、と思われたら、検討してみられたら良いかと思います。

 

親鸞聖人は生涯の師である法然上人に巡り会われた感激を

『真の知識(師)にあうことは難きが中になお難し』

“よくぞ親鸞、法然上人にお遇いしたものぞ、どうして真の師にお遇いすることができたのか”

『本師源空(法然上人)いまさずば このたびむなしく過ぎなまし』

“法然上人ましまさずば、今生もまた虚しく過ぎ去っていただろう”

と、しみじみと法然上人にお会いできた感激を述べられています。

これらの親鸞聖人のお言葉からは、

真の仏教の先生にお遇いするということは並大抵のことではないことが

ひしひしと伝わってきます。

 

 

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