親鸞に学ぶ幸福論

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手助けを必要としている人に声をかける気持ち

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【悲田(1)】


温かい気持ちになったツイッターがありました。

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駅で白杖を持って壁際に立ってる男性がいたので「お手伝いすることありますか?」と聞いたら「ありがとう。知人と待ち合わせしてるんで大丈夫。またよろしくお願いします」と。
最後の一言って多分、また自分を見た時はじゃなくて「困ってる人見たらまた声かけてあげて」って意味だろうなあ。
優しい人。
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なにかと忙しい現代人は駅でも足早だし、スマホで何か読んだり、返信するのに懸命で、白杖を持って壁際に立ってる男性がいても我関せず、という人が多いでしょうに、さらりと「お手伝いすることありますか?」と聞く女性。

その言動を感謝し「ありがとう」と口にし、断ることで「余計な言葉だったかな」と相手が思わないよう配慮し、そういう言動が自分たちにはとてもうれしく、ありがたいことを「またよろしくお願いします」という言葉で示す男性。

その男性のさりげない言葉にまた「優しい人」と受け止める感性を持つ女性。

 

こんなやりとりがここかしこでなされる日本であってほしいな、と思いました。

これから先、ますます高齢化社会を迎える日本は、手助けを必要とする人が増えてきます。

そういう人たちに温かく接することができる日本人でありたいものです。

 

仏教では人に親切することを「布施行」といい、勧められていることですが、特にその布施をする対象として勧められている一つが「悲田」です。

「悲田」とはかわいそうな人、気の毒な人、苦境に立たされている人です。

そういう人に手を差し伸べることは、すばらしい布施の行ですよ、と釈迦は教えられています。

 

 

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