親鸞に学ぶ幸福論

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恐れを知ってしかもそれを恐れない心

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【意業(1)】


好きな人がいても、断わられて傷つくリスクを考えてしまって、躊躇するものです。

ならば告白する前に、まずは話しかけて友達になろうと思うのですが、これまた話しかけた結果、無視されたり、嫌がられたりしたら、とてもメンタルが耐えられそうもないということで、それもなかなかできません。

あまり大事でない人なら「どう思われたっていいじゃないか」「旅の恥はかきすて」「あたって砕けろ」と開き直ることもできますが、その人への想いが真剣であればあるほど、臆病になってしまいます。

 

しかしアクションを起こさない限り、その後の進展もまたないのです。

やがてその人は、リスクを取って行動した他の誰かと付き合うことになってしまうでしょう。

かけがえのない人なら、そこはやはり勇気を出さなければならない場面といえるのではないでしょうか。

 

恋愛を例にとって話をしましたが、リスクを取らないと行動できないのは、ビジネスやスポーツなど何事においてもいえることです。

「リスクを取る勇気がなければ、何も達成することがない人生になる」(モハメド・アリ)

「積極的にリスクを負うことは未来のリスクを最小限にすると、いつも自分に言い聞かせている」(羽生善治)

「リスクをとらなければ現状維持すら不可能」(本田直之)

リスクが怖いと躊躇しているうちに機を逸してしまいます。

挑戦する勇気を持ちたいものです。

 

ただし気をつけねばならないことがあります。

恐れ、リスクを知らない人が行動を起こすのは、勇気とは言いません。

それは蛮勇、無知、無謀、我が身しらず、です。

「怖れを知ってしかもそれを恐れない心」が勇気であり、

「リスクを知る人がそれでもそこへ進む」のが勇気なのです。

 

 

 

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