親鸞に学ぶ幸福論

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すばらしい結婚生活に必要なもの

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【因縁(1)】

 

ある弁護士さんのツイートが心に残りました。

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離婚事件をたくさんやってると、「素晴らしい結婚生活」をおくりたいなら、「素晴らしい相手」を見つけるだけじゃ足りずに、「自分も素晴らしい人」にならなければならないと思う。相手に求めるだけじゃ、どんなに素晴らしい相手でも結婚生活は壊れる。お互いの不断の努力があって初めて成り立つもの。
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離婚事件で多くの当事者と接している弁護士さんなので、言葉に説得力がありますね。

おそらく離婚調停で双方から、お互いが相手の欠点をあげつらい、非難し、「もっとパートナーが素晴らしい相手だったらこんなことにはならなかった」と散々聞くので、上記のツイートのようなことを感じられるのではと思います。

そしてこの弁護士さんの言われる言葉には、仏教の教えに相通じるものがあります。

 

仏教では「因と縁が和合して結果があらわれる」と説きます。

「因」とは自分の行い。

「縁」とは相手。

その因と縁がそろって我身に幸、不幸の結果が生じる、と教えます。

 

この場合、「素晴らしい結婚生活」という幸福(結果)が獲たいのなら、「素晴らしい相手」という(縁)も大事ですが、「自分も素晴らしい人」という行い(因)をしているか、ここが大事だということです。

相手に「素晴らしい相手」であるべきだと求めるだけでは、必ず結婚生活は壊れます。

なぜなら相手だけに求めるという言動自体が、幸せになれない行い(因)だからです。

「どこかにいい人がいないか」も大事ですが、「相手にとって自分はいい人だろうか」という視点が大事です。

「どうしたらあの人と結婚できるか」も大事ですが、「あの人と結婚してずっとうまくやっていける自分だろうか」という視点を忘れてはならないということです。

相手に求めてばかりの自己を律し、自分自身がよくなろうと努力を続けていくことが、幸せになる行い(因)であり、それを地道に継続していくことが「すばらしい結婚生活」(果)となるのです。

 

 

 

 

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