親鸞に学ぶ幸福論

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検証なき人生は生きるに値しない(ソクラテス)

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教祖、カリスマという人は、

それが宗教であれ、ビジネスであれ、自己啓発の人であれ

みな口をそろえたかのように

昔は苦しかったが、今はとても心が明るくなった、

軽くなった、日々ワクワクしてる、

といった類のことを言います。

 

本人が告白している通り、

何らかのことで

「ああ、生きててよかった。」

としあわせな気持ちになった体験はあったのでしょう。

 

しかし一時の感情ですからその喜びは続きません。

ただ周りには「続かなかった」と言わないだけです。

プライドがあるから言いたくないのでしょう。

 

「あの人みたいに幸せになりたい」

「あんな自由な心になりたい」

と人から仰がれたいという名誉欲がありますから

ずっと仮面を見せ続けることになっている窮屈な人も

案外多いのではないでしょうか。

 

お釈迦様は人生を『三界』といわれ、

『三界は火宅のごとし』

『三界皆苦』

と説かれています。

 

『三界は火宅のごとし』

『三界』とは“人生”のことです。

“人生は火のついた家に住まいしているようなものだ”という意味ですが、

屋根のひさしに火がついている状態で

食事したり、テレビ見たりできる人はありません。

不安でそれどころではありません。

不安の絶えない人生を「火宅のごとし」と釈迦は喝破されたのです。

 

『三界皆苦』

人生は苦なり

どんな生き方をしても、どんなものの考え方をしてみても、

苦からは免れない、と仰です。

人生の本質は「苦」ですから、

楽しい状態は一過性のものです。

 

一時的に楽になった体験を

「悟った」とか「目覚めた」とか言っているに過ぎないので、

その喜びは続きません。

こんなままでいいのか、と不安になる時は

元気もらおうとして、

自分がメンター、師匠と呼ぶ人と接する。

ところが何かの言動でその人の失望する一面が見えたりすると

また不安になってくるのです。

 

【検証なき人生は生きるに値しない】(ソクラテス)

真実の幸福ではない可能性があるのに

「そんなはずはない。これでいいんだ。」

と自己の思いに固執している危険を

ソクラテスは警告しています。

貴重な貴重な人生、間違ったものにすがって終えるわけにはいきません。

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