仏教の根幹が因果の道理です。
蒔かぬ種は生えぬ、
蒔いた種は必ず生える
とお釈迦様は徹底して説かれています。
しかも１蒔いたら１返ってくる
５蒔いたら５返ってくる
蒔いた種に応じた結果が生えてくるのですよ、と
説かれています。
蒔かぬもの蒔かずに生えてくることばかり考えているのは
因果の道理を踏みにじっている心です。
月収２０万円の生活をしている人が
月の支出３０万円の生活をしていたらどうなるか。
破滅が待っているだけです。
月収２０万円なら、
その中で遣り繰りしなければならないのは当然のことでしょう。
カード破産もあとを絶ちません。
カードを作ると、
お金まで作ったように勘違いするのでしょうか。
自分が稼いだお金じゃないんですから
使ったら返さねばならない。
当たり前のことです。
その道理を踏みにじって
銀行や信金や様々なカード作っては借りて、
やがて首が回らなくなる。
やがては八つ当たりで
こんなに買わせたものが悪い、
カード使わせたカード会社が悪い、と
怒りをぶつけている。
愚の骨頂です。
『いつ芽が出るかを気にせず、
ひたすらタネを蒔けばいい。
まかずに、はえてくることばかり考えている者ばかりだ。』
と、お釈迦様は愚かな我々に
重ねて重ねてご教導されるのです。
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