親鸞に学ぶ幸福論

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どんなおしゃべりな人でも、心に秘密の蔵を持っていると説く仏教

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【独生独死独去独来(4)】


どんなにおしゃべりな人でも

本当に自分に都合の悪いことには、口が固いものです。

ときに、自分の欠点や失敗話をさらすことはあっても、

そこはちゃんと計算済みです。

「こんなに謙虚なんですよ」の自己アピールでしょう。

 

「私ってさー、秘密を作れないタイプでしょ?

だから何でもしゃべってしまうの」

と言ってますが、それは人が言ってほしくないスキャンダルは

しゃべってしまう、というのであって、

あるいは自分の自慢話を黙っておれない、のであって、

これをしゃべると、自分が明らかに損をする、低く見られる、

ということなら、どんなおしゃべりな人でも言わないものです。

 

「これだけは死んでも人には言えない」

というものを、誰でも持っています。

「そんなことはない。私はあの人なら何でも言えるよ」

という人は、言えるところまでは何でも言える、ということです。

あるいは自分の本心を、自分でもわかっていないから、

そんなことが言えるのでしょう。

 

親鸞聖人は「心の中は、蛇やサソリのようだ」と告白されています。

本心を知れば、「そんな人とは思わなかった」と皆あきれ、

背を向けて逃げ出すに違いない、そんな心を持っています。

だから人は一生懸命、本心を隠そうとやっきになっています。

 

仏教では、心の奥底の秘密の蔵があって、

その扉に頑丈に鍵を閉めて、誰にも見せないようにしている、

と説かれています。

独生独死独去独来

(どくしょうどくしどっこどくらい)

だからみな孤独なのです。

 

その心の扉が開けられ、

そのまま救う仏の大慈悲に感泣するときが

絶対の幸福に救い摂られた時です。

 

 

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