親鸞に学ぶ幸福論

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なぜ、生きるのか。生きる意味の本質を問う

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【出世本懐(1)】

 

親鸞聖人が教えられたことは「なぜ生きる 」一つでした。

「なぜ」も「生きる」も小学1年生でも知る日本語ですが、

この二つの単語がくっついて

「なぜ生きる」という一つの文章になると、

とたんに大の大人でも言葉の意味を誤解しますので、

まず「なぜ生きる」とは、どういうことか、

何が問われているのか、から話さなければなりません。

 

「なぜ生きる」の意味を理解するには、

「どう生きる」との違いを浮き彫りにすると、よくわかります。

この両者の違いが鮮明にならないと、

「なぜ生きる」も「どう生きる」も同じことのように思ってしまい、

それが「なぜ生きる」を誤解する元だからです。

 

「生きる」ことは大変です。

現代の日本なら、家賃や家のローン、年金や税金、電気代やガス代、

定期代、ケータイ料金、医療費、各種保険料、などなど、

趣味や娯楽抜きにして、基本的な「生きる」という状態を

確保するだけでも、どれだけおカネが要ることか。

先ず先立つものは「カネ」。

どうしたらおカネが手に入るか、失わずに済むか、皆一生懸命です。

 

大抵の人は、おカネを手に入れるために、

一日の大半を仕事に費やします。

働く際には、心身の健康、才能、資格など要求されるので、

それを手に入れるために、仕事以外の時間も、

勉強や運動など自己研鑽に励みます。

また人間関係でつまづくと働きにくくなりますので、

日常会話や仕事後の交際などにも、神経を使います。

劣等感やプレッシャーや理不尽さには、

常に向き合わねばなりません。

 

それに加えて、思わぬ天災や人災も襲ってきます。

その防災対策や保険も必要です。

家庭を持てば、責任も心配も増えます。

こういうのと向き合うのは嫌だからと逃げていたら、

どんどん苦しくなっていき、生きられなくなってしまいます。

これらの困難をいかに乗り越えるか。

より長く、疲れずに生き続けるには、どうしたらいいか。

これが「どう生きる」ということです。

 

「どう生きる」には、みな一生懸命です。

時には、「そんなにしてまで」と見ている方が辛くなるような中、

生きている人も少なくありません。

ではそのように私たちが、おカネ、健康、人間関係などを

「どうやって」と苦心惨憺しながら手に入れて、生きているのは、

「なぜ」なのでしょうか。

それこそが「なぜ生きる」ということです。

 

「どうしたら病気が治るか」

「どうしたら出世できるか」

「どうしたらもうかるか」

「どうしたら好かれるか」

「どうしたら、どうしたら」と目先の課題として

「どう生きるか」に皆、頭を悩ませ、答えを模索しますが、

そもそもそうやって生きるのは、何のためなのか?

この「なぜ生きる」を忘れてしまっている人が、

実に多いのです。

 

「どう生きる」のみの私たちに

「なぜ生きる」と警鐘乱打された方が、親鸞聖人です。

 

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