親鸞に学ぶ幸福論

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スピリチュアルペインを克服する真の思想宗教の存在

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【病苦(1)】


日本の癌患者は2016年、99万人だそうです。

ということは日本の約100人に1人が、

現にがんの闘病生活をしている、ということです。

 

たとえ今あなたが、がんにかかっていない100人中99人の側にいたとしても、

いつ発症するかわかりません。

今年がそういう年かもしれません。

脅しでもなんでもなく、生涯でがんにかかる確率は、男性62%、女性47%、

2人に1人はがんにかかる時代ですから。

如何にがんが私たちの身近にある脅威かが思い知らされます。

 

がんの闘病生活は「かからにゃわからぬ地獄」といいますが、

がんの苦痛は四つあると言われます

一つは身体的な苦痛

二つは社会的な苦痛

三つは精神的な苦痛

四つはスピリチュアルな苦痛

 

一つ目の身体的な苦痛とは、

がんが肉体を蝕んでいく過程で生じる様々な苦痛のことで、

倦怠感、吐き気、口内炎など、いろいろあります。

 

二つ目の社会的苦痛は、

仕事ができなくなり、治療費もかかるので、経済的な不安が増し、

家庭では介護などのトラブルも起きます。

 

三番目の精神的な問題は、癌による不安や苛立ち、うつなどの症状です

 

しかしこの三つまでの苦しみなら、現代社会はなんとか軽減できます。

痛みを和らげる鎮痛剤もあれば、

副作用の少ない抗うつ剤も出てきています。

経済的な問題も社会福祉士と相談などして対処もできます。

 

しかし四番目のスピリチュアルな苦痛は、

現代医学でも、法律でも、どうしようもないものです。

その苦痛とは、

「延命したところでどうせ死すのに、一体何のためにこんな思いをしてまで生きねばならないのか」

という疑問に答えがないことです。

「一体何のためにこんな思いをしてまで生きねばならないのか」

「こんなに苦しいのになぜ生きるのか」

「これから先どうしたらいいのか」

という煩悶です。

あるいは今までの人生を振り返って、

ひどいことをしてきたという自責の念にかられたり、

「死んだらどうなるか」という死の恐怖におびえたり、

「何で俺だけがこんな目に」いう憤りなどです。

 

これに関しては、医学書のどこを読んでも答えはないですし、

法律を整備してもどうにもなりません。

この四番目のスピリチュアルな苦痛を晴らす真の思想宗教が希求されているのです。

 

 

 

 

 

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