親鸞に学ぶ幸福論

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運命の理不尽さをブッダはどう説き明かすか

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【因果の道理(1)】


イスラム国から解放された市民たちの声から、

イスラム国統治下での蛮行が次々と明るみになっています。

異教徒の大量虐殺、奴隷としての人身売買、

見せしめの公開死刑と拷問、

子供たちは銃器の使い方を学校で学び、

住民を人間の盾として最前線に立たせる、など

人権を無視する壮絶な惨状に世界中が息をのんでいます。

 

今も心に深い傷を負っておびえている少年少女の顔は痛々しいばかりです。

その年頃の日本の子供なら、

音楽が好きなら親が塾に通わせたり、

サッカーが得意なら少年チームに入れさせたりして、

やがて才能が開花し「努力は裏切らない」と胸を張って言えるように育ちます。

 

しかしイスラム国統治下だったその子たちは、

処刑映像で脅され、子供も扱える銃で最前線に送られる、

あるいは一方的に囚われ、人身売買されたのです。

「なんでこの子たちはこんなひどい目に遭わねばならなかったのか」

世の理不尽さを考えさせられます。

その子たちの中には、プロ選手になれるような才能の人、

世界に影響を与える研究をするような優秀な頭脳の人もあるに違いないのですが、

生まれたところがそこだったので、

一生文字も書けず、才能を発揮する機会なく

人生を終えていきます。

 

「どうしてこの国に生まれたんだろう」

「どうしてこの時代に生を受けたんだろう」

「なんでこんな親の元に生まれたんだろう」

「なんでこんな容姿で生まれたんだろう」

そんなこと考えても仕方ないよと言われても、

生まれ落ちた人生のスタートからあまりにも不平等で、

それは本人の努力ではもう埋め合わせることができないほどの差ですから、

考えずにおれないのです。

 

「運が無かったね」

「運が悪かったんだよ」と言いますが、

運、って何ですか?

運、って誰が決めたのでしょうか。

「いつ、どこに、どの両親の元に生まれたか」という決定的な出来事が

「運」の一言で「考えても仕方ないよ」と片付けられていくのです。

 

確かに考えても仕方ないことかもしれない。

しかしそう言われてこの問いを忘れられる人は、恵まれた人です。

ハンディを背負った人生のスタートだった人は、

「どうして」と自問自答せずにおれません。

 

私たちの運命のシステムはどうなっているのか、

この不可解さに答えを示そうと、

さまざまな思想宗教が教えを説いています。

「神が試練として与えた」と説く人、

「まったくの偶然」と説く人、

「業(カルマ)が生み出した」と説く人。

自己の人生問題の根本であるがゆえに、

「たしかにそれも一つの考え方だね」

で済まされる問題ではなく、

「どれも正しい」といった無責任な態度であっていいものでもありません。

 

では、仏教では運命のシステムについてどう説かれているか、

この問いについて関心ある方は

以前、小冊子でまとめましたので、関心ある方は

kikutani@waseda.ne.jp

こちらまで『小冊子希望』の題名でメールください。

返信の形で小冊子のPDFを送らせていただきます。

 

 

 

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