親鸞に学ぶ幸福論

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2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ジョン・ゴットマン。夫婦研究のパイオニアからのアドバイス【口業(1)】

【口業(1)】 ■ふだん何をしゃべっているか『口業(口の行い)』は、私たちの運命を決める、大変な力を持つと仏教では説かれます。 舌三寸が人を活かしもし、殺しもする。言葉の業力の強さを一つの例を通してみてみましょう。 ■「どうしてこんなことになっ…

七里恒順と泥棒【縁(6)】

【縁(6)】 「光に向かって」という本にあったエピソードを紹介いたします。 「縁」の大切さを知らされるお話です。 ーーーーー 明治三十三年に没した博多の万行寺(まんぎょうじ)の住職、dorobou(しちりごうじゅん)師は近代の名僧といわれる。 ある夜…

袖触れ合うも多生の縁【縁(5)】

【縁(5)】 今、あなたの隣の人。どうしてその人、そこにきたのだろう。隣の人は大好きな人ですか。それとも大嫌いな人?何であなたの隣はその人なの。どうしてですか。 70億の人がいるのに、なぜその人が自分の隣にいるのでしょう。 『袖触れ合うも多生…

太宰治の「私は『優』といふ字を考へます」の文章が沁みる

【縁(4)】 ワールドカップ熱で渋谷の居酒屋やバーも 大型プロジェクターを用意して観戦していたようです。 部屋で一人、ゴールの瞬間「よっしゃ~!」もいいですが、やはり仲間と抱き合って、雄たけび上げて喜ぶ、あの魂の一体感というのは一人の部屋では…

リリー・フランキーと『東京タワー』【縁(3)】

【縁(3)】 いつの世も親の小言はうるさいものですし、 親という存在を疎んじるのも世の常でしょうが「親孝行したいときには親はなし」といわれます。 親を亡くしたときに初めて「あれもしておけばよかった」「こんな言葉もかけておくべきだった」と悔まず…

会者定離ありとはかねて【縁(2)】

【縁(2)】 「月日は百代の過客にして、往きかう人もまた旅人なり。」 (松尾芭蕉) 人生はよく旅にたとえられ、人間を旅人に譬えられます。 旅にたとえられる理由の1つは、旅には様々な出会いがあり、別れがあるということでしょう。 私は愛知県に生まれ…

【号外】東京仏教セミナーのご案内

【東京セミナーのご案内】 こんにちは。菊谷隆太です。いつも読んで頂き、 どうもありがとうございます。 それでは予告通り、月末のセミナー受付を始めます。 ーーーーーー 親鸞聖人は、主著である『教行信証』の末尾に 「若しこの書を見聞せん者は 信順(し…

寺島実郎氏が語る「日本人は親鸞聖人をもっと知らねばならない」

【人身受け難し(5)】 テレビ番組のコメンテーターとしてもおなじみの 寺島実郎氏(日本総合研究所理事長)は、 東日本大震災からの復興について 著書で次のように語っています。 ーーーーー 親鸞の生きざまを深く噛み締めることは、 日本創生を語る上で、…

人工知能の限界とは【人身受け難し(4)】

1997年、ディープ・ブルーというAIが 当時チェスの世界チャンピオンとして 不動の地位にあったカスパロフを破りました。 ディープブルーはデータベースに登録された過去数百年分の対局から 同じ局面を探しだし、 過去の名人たちが勝利したやり方を模倣し…

人間は考える葦である。仏教の視点【人身受け難し(3)】

【人身受け難し(3)】 哲学者パスカルの著書『瞑想録(パンセ)』のという一句はよく知られています。 「人間は、自然の中で最も弱い一本の葦にすぎない。 しかし、それは考える葦である」で始まる文章です。 人というのは自然界においてか弱いものです。 …

「生きること自体に意味がある」って言う奴いるけど、どんな意味がある?

【人身受け難し(2)】 「生きる意味は?」と聞かれて「生きることそのものに意味がある」と答える人は多いです。相当の知識人でもいます。 それしか言いようがないから言っているのでしょうか? 生きていると苦しいから、自殺しようとしているんですよね。…

生きる意味の本質を問うカミュの名言。対する仏教の答えは【人身受け難しの意味(1)】

【人身受け難し(1)】 当ブログの読者の方対象で 【第一回仏教セミナー】を開催いたします。 ★セミナーは、 6月28日(土)午後18:30~20:30 セミナーのテーマは一貫して 【そんなにしてまでなぜ生きねばならないのでしょうか】 です。 特に今…

ご質問にお答えしました

いくつかホームページを作成しました。 よく皆様から尋ねられるご質問に仏教の見地からお答えしたものをまとめました。 関心あるホームページあればご覧ください。 ■『死んだほうがましだ』と思っているあなたに。 http://ikiruimi.info/jisatsu/ ■悟りを開…

スティーブ・ジョブズ氏の講演を仏教の視点から【出世本懐(3)】

【出世本懐(3)】 A・ミラーの『セールスマンの死』は、もう60年前に書かれたものですが、考えさせられる作品です。 ウイリーはセールスマンで、日々忙しく働いていますが、住宅ローンや、日用品の買い直しで生活は手一杯です。 寄る年波には勝てず、じ…

枯渇の凡惑を潤さんがためなり

【出世本懐(2)】 先日、知人から「宝石売りたいんだけど何カラットか判らないし、 相場が知りたい」とあったので「じゃあ、鑑定無料・都内・宝石・信頼できる、 でググってみれば?」 (グ-グルで検索することを「ググる」といいます。)とアドバイス。 …

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