親鸞に学ぶ幸福論

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2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

さるべき縁がきたら何でもしてしまう

【さるべき業縁の(1)】 アメリカの大学で自殺未遂の経験を持つ60人の学生に、 「なぜ自殺しようと思ったか」理由を尋ねたところ、 85%が「人生が無意味に思えたから」と答えました。 自殺者や未遂者があると、周りの人は、その原因を、 家庭不和だとか、…

自己の境遇に不平を持っている人へのブッダの教え

【自業自得(1)】 これはつくづく周りの人を見ていて 私自身首をかしげたくなるときもあるほどなのですが、 よくいますよね、「こんなことをやっていてもうまくいくはずがない、やりたくない」「あんな人の下で働きたくない」 と職場の体質を批判したり、上…

よどみに浮かぶうたかたの如き人の世

【泡沫(1)】 イスラエル人とパレスチナ人が平和条約が結べない最大の障壁は イスラエル人がエルサレムの街を分割したがらないところにあります。 ユダヤ民族の永遠の都であるエルサレムを分割するなど絶対に妥協できない、と彼らは主張します。 聖書には神…

人間の持つモチベーションの正体とは

【名誉欲(2)】 親鸞聖人は「名利の大山に迷惑す」と告白されています。 “名誉欲が大きな山ほどあって、親鸞は煩い悩んでいる” この告白は聖人お一人のことだけでなく、すべての人間の実態といえましょう。 「名誉欲」とは、人からほめられたい、好かれた…

何をするにも人の目を気にしている名誉欲に振り回される人間

【名誉欲(1)】 親鸞聖人は「名利の大山に迷惑す」と告白されています。 “名誉欲が大きな山ほどあって、親鸞は煩い悩んでいる” この告白は聖人お一人のことだけでなく、すべての人間の実態といえましょう。 「名誉欲」とは、人からほめられたい、好かれたい…

仕事を捨てて仏法を聞こう

【聴聞(3)】 浄土真宗中興の祖、蓮如上人が「仕事をやめて仏法を聞け」と言われたのはなぜか、 先回、先々回に続き、今日もお話しします。 「仕事をやめて仏法を聞け」といわれ、 その通りでございます、と答える人は誰もいません。 「仕事やめたら生きて…

仏教を聞くヒマないほど仕事で忙しいという人に

【聴聞(2)】 浄土真宗中興の祖、蓮如上人が「仕事をやめて仏法を聞け」と言われたのはなぜか、先回からの話を続けます。 「仏法は仕事をやめて聞け」と蓮如上人はなぜ言われたのか、 一つの譬えを通してお話ししましょう。 もしあなたが空と水しか見えない…

仕事を辞めて聞け、と説かれた蓮如上人

今回から三回にわたってお話ししようと思っていることは、 誰でも読むブログにアップするのは適当ではないかな、 オンライン講座受講者限定で配信しようかな、 といったんは躊躇した内容でしたが、 一人でも多くの方に仏教とはどんな教えか、 特にその要の部…

瞑想や内観では己の姿を知ることはできない

【法鏡(3)】 仏教は自己を知る鏡だとお釈迦さまが説かれていることを前回、前々回でお話ししました。 こう話をすると「自分のことぐらい自分が一番よく知ってるよ、別に人に聞く必要なんかない」と思われる方もあるでしょう。 確かに自分が何をやっている…

「よもすがら仏の道に入りぬれば」源信僧都

【法鏡(2)】 お釈迦さまは仏教を『法鏡』と言われ、 私たちの本当の姿を映す鏡だと教えられました。 仏教とは自己を知る教えなのです。 平安時代の高僧、源信僧都は 「よもすがら仏の道に入りぬればわが心にぞたずね入りぬる」 と歌いました。 よもすがら…

仏教を聞くとは、法鏡に近づくということ

【法鏡(1)】 仏教を『法鏡』ともいわれます。 仏教を鏡に譬えられたのは、他ならぬお釈迦様ご自身です。 仏教とは仏の説かれた教え、 「仏」とは今から約2600年前インドに現れたお釈迦様のことです。 お釈迦さまが35歳で仏の悟りを開かれ、 80歳でお亡くな…

自因自果の視点を持って、私が世の中を変えると覚悟する

【自因自果(1)】 段取りが悪い上司に一人の部下がイライラし、かげで不平を言っています。 もう一人の部下は上司が仕事を進めやすいよう、サポートすることに努めています。 当然、出世するのは後者です。 部下の意見を聞いてくれないワンマン上司がいます…

世人薄俗にして共に不急のことを争う

【財欲(2)】 「成功すると親戚が増える」と言われるように、 カネができるとみんな寄ってきます。 「あなたの才能を活かせる場があります」 「一緒にやりましょう」 「好きです。そばにいさせてください」 自尊心をくすぐる誘惑があちこちからやってきます…

すべての人はお金のことで悩んでいると説くブッダ

【財欲(1)】 仏教に説かれる五欲の一つである『財欲』に振り回されている人間の姿を お釈迦さまはこのように仰っています。 「尊となく卑となく、貧となく富となく、少長・男女ともに銭財を憂ふ」(大無量寿経) 「尊となく卑となく」とは、 高貴な血筋だ…

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