親鸞に学ぶ幸福論

「そんなにしてまでなぜ生きねばならないのか」はっきり示した、メールdeで学ぶ仏教教室です。無料メール講座が好評です。受講者4000人。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

手助けを必要としている人に声をかける気持ち

【悲田(1)】 温かい気持ちになったツイッターがありました。 ーーーーーーー駅で白杖を持って壁際に立ってる男性がいたので「お手伝いすることありますか?」と聞いたら「ありがとう。知人と待ち合わせしてるんで大丈夫。またよろしくお願いします」と。…

秀吉の意外な一面

【精進(1)】 秀吉の言葉にこんなのがあります。 「一職を得れば一職、一官を拝すれば一官、心頭を離れず、ひたすらにそれをつとめしのみ、他に出世の秘訣なるものあらず」 一つの役職、一つの任務を全うできるようひたすら務めよ、それ以外に頭角を現す道は…

付くも離るも縁次第

【縁(1)】 「つくべき縁あれば伴い、離るべき縁あれば離るることのある」 歎異抄第5章の親鸞聖人のお言葉です。 あなたの親、祖父母、兄弟、恋人、夫、妻、子供、孫、友人、上司、部下、これらの人と出会ったのも「つくべき縁」があったから。 ただこれら…

人は弱く、なんにでもすがってしまう

【信心(2)】 とある○○大神宮のサイトの宣伝文はこんなのでした。 ーーーーーーーー 誠実にがんばって生きているのに。 悪いことなんかやったことは一度もないのに。 それなのになんでこんな目に遭うのか、と思っていませんか。 あの人なんか適当に生きてい…

日本人の宗教観を検証する。無宗教か、信心深いのか。

【信心(1)】 日本人は宗教に無関心な人が多く、一般的に「自分たちは信心深くない」と思っています。 約100か国で実施された世界価値観調査でも「自分は信心深いと思うか」の質問に、日本の結果は「信心深い」が14%、「信心深くない」が56%、「無神論者で…

今頃になって昔のことを思い出す

【恩(1)】 小学生のころ、漫画家になりたいという私に母が「手塚治虫は医師の免許を持った漫画家だった。何かの資格を持った漫画家になるべきだ」と勧められたのをふと思い出しました。 母としては、私が学校の勉強をしなくなるのを恐れての言葉だったの…

求不得苦を克服する幸せが仏教にあるか

【求不得苦(1)】 お釈迦さまは私たちの普遍的な苦しみの一つに『求不得苦(ぐふとっく)』を挙げられています。 求めても得られない苦しみです。 私たちが求めているものはいろいろありますが、たとえばこんなものでしょうか。 ・高収入で頼りがいがあり、…

カースト制を壊し、人々の心を変えていったブッダの教え

【御同朋(1)】 お釈迦さま当時のインドは、歴史上でも悪名高き「カースト制」という鉄壁の身分制度がありました。 カースト制は、先住民族のドラヴィダ人を征服したアーリア人が、自分たちと被征服民族のドラヴィダ人を厳格に差別したところから始まった…

周庭さんの不安は実はあなたの不安でもある

【火宅無常の世界(1)】 『三界は安きことなし、なお火宅の如し』 仏典の一節です。 『三界』とは「人生」のこと。 「人生とは、火のついた家に住まいしているように不安である」と仰言ったお釈迦さまのお言葉です。 隣の家から火が出てうちの屋根のひさし…

衆人環視に身を置いて己を正す清原和博:薬物依存の克服法

【縁(1)】 . 元プロ野球選手の清原氏の言っていたことで心に残ったことがあります。 彼は薬物で逮捕されて以来、警察からよく職務質問を受けるそうで、時には「薬物の尿検査してもらえますか」と、その場で検査させられることもあるそうです。 それがすご…

今度は蝗害かも

【無常(1)】 「蝗害(こうがい)」という言葉をご存じでしょうか。 バッタの大量発生による穀物被害のことです。 この夏「蝗害」がインドを襲い、コロナ禍以上に深刻な影響を及ぼしました。 首都デリー郊外の町はバッタの群れで空が薄暗くなり、高層マン…

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