2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧
さて、そんな天変地異が起きれば、 私たちが日々頭を悩ませ、 こだわっている憂いのほとんどは 吹っ飛んでしまいます。 ▼学校に行かなければクラスで 仲間はずれになるだの、 ▼ここで上司にポイント稼いでおかねば 出世に響くだの、 ▼追加徴収の税金納めなき…
夫は夫の業の生み出した 世界に住んでいる。 妻は妻の業の生み出した 世界に住んでいる。 同じ屋根の下で暮らしていても、 世界は違う ーーーーーーーー これを仏教では 『業界(ごうかい)』と言います。 『業』とはインドの言葉で『カルマ』 日本の言葉に…
私はどちらかというと恋愛映画は 洋画より邦画のほうが好きです。 ▼好きな人に好きと言えないもどかしさ ▼不器用で言葉足らずですれ違う ▼じっと自分の心に秘めたまま、何10年。 そういう切なさに共感します。 アメリカの映画って、 愛の告白は早いし、 す…
【底知れないほどさびしいところが人生である】 と釈迦は説かれました。 そして、それは『孤独』だからだ、 と続きます。 『独生 独死 独去 独来』 生まれてきたのも独り、死んでいくのも独り どこからか独りで来て、どこかへ独りで去っていく お互い分かり…
どんなにおしゃべりな人でも 本当に自分に都合の悪いことは 言わないものです。 自分の欠点や失敗話を さらすことはありますが、 ちゃんと計算済みです。 「こんなに謙虚なんですよ。」 のアピールといえましょう。 仏教で言われる『卑下慢』です。 「私って…
仏教では「言辞施」といって 言葉をかけることが 布施の一つとして教えられています。 【人の長所を発見してほめるように努める】 これがどんなに周りを幸せにし、 自身を豊かにすることでしょうか。 ほめられると元気が出ます。 困難に立ち向かう勇気もわい…
近所のおばさんとすれ違う時 「あら、こんにちは。」 「お出かけですか。どちらまで。」 「ちょっとそこまで。。」 「そうですか。お気をつけて。」 こんな会話が交わされます。 どこへ行くのか、を聞かれて ちょっとそこまで、では答えになっていないのです…
仏教に教えられる善根に『言辞施』があります。 数ある「親切」の一つとして説かれているのですが、 言葉を施す、という意味です。 一言が、人を失意から励まし、 立ち上がらせることもありますし、 逆に、『語殺』というのですが、 心無い一言が相手を殺す…
水商売の女性の自殺が一番多いのは年末、年始だ、 という記事を読んだ事があります。 普段は家庭を省みない男たちも、 正月には家族の元に戻っていく。 その寂しさと裏切りに耐えられないのでしょう。 その昔、法然上人が土佐に向かわれる途中、 船中である…
「人命は地球より重い。」 「人間は生まれながらにしておかしがたい尊厳を有している」 といわれますが、 では人命の重さの根拠を問われたら あなたならどう答えられるでしょうか。 お釈迦様は 「天上天下唯我独尊」 「人身受け難し 今已に受く」 (人間に生…
自殺を止めるのは容易ではありません。 「絶対死んではいけない」と止める理由が 曖昧模糊としているからです。 「生きていればそのうち何かいいことあるよ。」 「生き続けることに意味があるんだよ。」 「せっかくのたった一回きりの命なんだから、大切に。…
「なんで親の言うことが聞けないの!! 」 このブログを見てくださっている方の中にも (それ、親に言われたなぁ、) と心当たりある方もおられるのでは? あるいは、(あー、子供に言ってしまったことあるなぁ。)という方も。 私もしょっちゅう言わせてき…
華厳経に 『人身受け難し 今已に受く』 という有名な言葉があります。 『人身受け難し』 「人間に生を受けることははなはだ難しい」 と説かれています。 地球上に生息する動物は、 約百五十万種といわれます。 その一種である「ネズミ」。 なんとネズミだけ…
一昨日、「ありがとう」のエピソードを書きましたところ、 ▼たしかに「すいません」より「ありがとう」のほうが気持ちいいですね ▼私も「すみません」を使っていましたが、「ありがとう」をもっと使いたいと思います。 など、反響のコメントをいただきました…
人をほめるのって難しいです。 「そんなところ、ほめてもらいたいんじゃないのに。」 「みえみえで、言葉の裏を読んじゃう」 というのも聞こえますので、 ほめるのは簡単ではありません。 じゃあ、ほめなければよいか、というと、 それでは潤滑な人間関係は…
仏教では心から「ありがとう」と言うことを 『心施』といって、 お金やモノに恵まれない人でも できる布施の一つとして説かれています。 「ありがとう」という言葉、 次世代に残したい日本語の第二位だそうです。 確かに「ありがとう」って言葉、 気持ちいい…
「やりたいことやれば死んでも満足」 という人生観を考察しています。 「~したら死んでもいい」 「~できたら死んでも悔いない」 このようなセリフは普段よく耳にしますが 実際は「死んでも」という言葉は 安易に言えるような類のものではありません。 「死…
『やりたいことやれたら死んでも満足』 という主張を昨日に引き続き、考察します。 「私の人生の目的って、何でしょうか? すいません、人に聞くのはなんかおかしいかもしれないんですけど・・。 やりたいことはいろいろあります。 でもこれが人生の目的か、…
【やりたいことやれば死んでも満足】 という人生観を持っている人は多いですね。 ところでその人生観において 「やりたいこと」って何でしょうか? のどが渇いてしょうがない時は、 恋人と話すよりも、 テレビ見るよりも、 何よりもやりたいことは 「飲み物…
ある看護師の方から聞いた話ですが、 末期を迎えた七十歳代の肝臓ガンの男性患者が 何度も聞いてこられる疑問があるそうです。 その疑問というのは 「死んだらどこにいくのかなあ?」 「神はいるの?」 「何もできず、死んでいくだけの今の自分って、なんで…
ある女子高生が7階建てのマンションから飛び降りました。 いじめを苦にしての自殺だったのです。 遺書を残しましたが、そこにはよくあるような、 いじめた級友への恨み言などはなく、 ただ両親へのお詫びの言葉と、 「永眠したい」と書かれていたそうです。…
『怨憎会苦』の代表格といえば、 嫁姑の確執でしょうか。 常に息子はその狭間で苦しみます。 親は「死にたい。」 嫁は「出て行きたい。」 で板ばさみ。 その中、うまーくやっていかねばならない。 こちらの人といるときはこちらの味方。 あちらの人といると…
なぜ『怨憎会苦』に翻弄されてしまうのか。 考察してみましょう。 【愛憎違順することは 高峯岳山に異ならず】 という親鸞聖人の言葉があります。 「愛憎違順(あいぞういじゅん)」とは 自分に従うものは愛して近づける。 自分と違うものは嫌って遠ざける。…
怨憎会苦(嫌いな人と会う苦しみ)をテーマにしていますが、 皆さんからいただくメールや質問、コメントなどから この苦しみから救われたい人が たくさんいることが知らされます。 以下、いただいた感想から幾つか。 ーーーーーーーーーーー ▼そうですね仕事…
グーグルなどの検索サイトには 「サジェスト」機能というものがあり、 なにか言葉を入力しスペースを押すと、 よく検索されるような関連ワードを調べてくれます。 このグーグル検索のキーワードって分析すると、 検索した人の嗜好、性格など、 素のデータが…
「怨憎会苦」という苦しみがある、 とお釈迦様は説かれています。 【嫌いなひと、苦手な人と会わなければならない】 苦しみのことです。 「はーっ、今日もあの人に会わなければならないのか」 と思うと、朝からため息が出てくる。 「あーあ、またあの人に何…
先日お話した人が、 コールドリーディングを勉強しているそうで、 いろいろ聞きました。 私としては「古畑任三郎」のドラマを思い出しました 何気ない会話のやり取り、 服装や髪型や待合室での様子、 あるいは事前にネットでデータ収集して、 さぞぴたりと当…
<a href="http://kikutaniryuta.com/koza/2-1/index.html" data-mce-href="http://kikutaniryuta.com/koza/2-1/index.html">菊谷隆太公式サイト</a> いつも読んでいただき、ありがとうございます。いろいろ更新しました。 またよかったら覗いて…