親鸞に学ぶ幸福論

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2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

火宅の不安を解決する方法

【火宅(1)】 今までの人生を振り返れば、誰しも「あれは大丈夫だろうか」「これはなんとかなるだろうか」とさまざまな不安の中、生きてきたことと思います。 やれやれと一息つけても、決してそれは続かず、またすぐ次の憂鬱なこと、不安なことが起きてき…

鬼滅の刃と仏教のただならぬ深い関係

【阿弥陀経(1)】 「鬼滅の刃」が空前の盛り上がりを見せています。 この漫画にたびたび出てくるのが「阿弥陀経」です。 不死川玄弥が闘いの時に称えているのも「阿弥陀経」ですし、悲鳴嶼行冥の修行で滝に打たれる場面でも隊員たちが称えているのは「阿弥…

登山ルートにもいろいろあるように、人生も生き方はいろいろある

【有無同然(1)】 日々さまざまな方とお話しして思うことですが、こうでなければ幸せになれない、という思い込みが、その人をストレス過多にさせ、がんじがらめにしているということがけっこうあるように感じています。 一例挙げると、お金がないと幸せにな…

幸せになりたかったら広い家に住まないといけない

【有無同然(1)】 仏教では、思い込みがあなたを不幸にさせる、と説かれます。 逆にその思い込みのリミッターが外れれば、人生はその時、その瞬間から好転しますよ、と説かれています。 そんな心の向きを変えたくらいで幸せになれるものか、と思う人は、そ…

浄土真宗は仏教なのか

【浄土真宗(1)】 「浄土真宗は仏教なんでしょうか」という質問を時々受けます。 私は専門は浄土真宗ですので、このような質問をしてこられるのでしょうが、こう質問してこられる方はたいていちょっと仏教を学んでおられる方です。 浄土真宗、親鸞聖人の教…

人命軽視の権力者の横暴

【人身受け難し(1)】 米軍の無人偵察機をイラン軍に撃墜されたトランプ大統領が、その報復としてイランの基地爆撃を計画した際、犠牲者が150人になると聞き、無人機への報復としては不釣り合いだと判断し、攻撃開始の10分前に中止を決めたことがあり…

勝って幸せになるのではない、与えて幸せになるのだ

【自利利他(1)】 「勝ち組」「負け組」という言葉があります。 経済格差が広がり、それが結婚や子供の学歴などいろいろな面の差にもなり、その差を「勝ち組」「負け組」とレッテルを貼る人があるということなのですが、嫌な言葉だと思う人も多いかと思います…

「どんな恐ろしいこともしてしまう」と告白された親鸞聖人

【さるべき業縁(1)】 親鸞聖人の言葉に「さるべき業縁(ごうえん)の催(もよお)せば、如何なる振舞(ふるまい)もすべし(歎異抄)」とあります。 "縁がくれば、どんな恐ろしい事でも、親鸞はやるであろう"との親鸞聖人の告白です。 ここで親鸞聖人の言…

幸せは案外こんなところにある

【縁(1)】 あなたは朝起きて最初に会う人は誰ですか。 「おはよう」と言うと「おはよう」と返してくれる人です。 ご主人か、奥さんか、あるいはお父さんお母さんか、子供でしょうか、職場の人かもしれません。 その時、気持ちよく幸せな思いになれています…

恐れを知ってしかもそれを恐れない心

【意業(1)】 好きな人がいても、断わられて傷つくリスクを考えてしまって、躊躇するものです。 ならば告白する前に、まずは話しかけて友達になろうと思うのですが、これまた話しかけた結果、無視されたり、嫌がられたりしたら、とてもメンタルが耐えられそ…

雑草という名の草はない

「名医の目には薬草にならない草はない」 漢方の格言です。 「また雑草が生えてきた」と私たちがうんざりする、身近な雑草の中にも、薬草になるものが豊富にあります。 例えば「オオバコ」は、庭でもどこでも抜いても抜いても生えてくる典型的な雑草ですが、…

4通りのジンザイなんて言っている場合か

【布施(1)】 昭和によく使われた言葉に「4通りの人材」というのがありました。 「人財」「人材」「人在」「人罪」です。 「人財」は、その会社にとって財産と言っていい貴重な社員のこと。 「人材」は、会社に貢献する一般社員。 「人在」は、いないよりま…

仏教でいうところの「後悔するな」とはどんなことか

【後生の一大事(1)】 誰しも後悔のない人生を送りたいと思っています。 「後悔しないようやりきろう」 「悔いのない人生にしたい」 という言葉もよく耳にします。 「人生を後悔しないための10の法則」といった本が売れるのも、多くの人の強い関心事だから…

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