親鸞に学ぶ幸福論

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2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

あなたが今そこにいるのには原因がある

【因果の道理(1)】 仏教の根幹が「因果の道理」です。 「因果」とは「原因と結果」です。 仏教では「結果には必ず原因がある」と教え、 「結果が異なるのは、原因が異なるからである」 と教えられています。 これは仏教のみならず、すべての学問は、 「結…

殺人事件の加害者の53.5%が親族による

【生死の苦海(1)】 ■富山県の、のどかな住宅地のある家で 発砲事件が起きました。 発砲された家は、山口組の組員の住まいする家だと分かり、 インタビューを受けた住民は 「暴力団が近所だなんて」と恐怖に怯え、 「外出も怖い」と口にした、と報道されま…

ブラピと乙武氏の離婚に頭を抱える

【諸行無常(1)】 ■ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの 離婚報道が流れました。 以前私はブログの記事に、何かの事例から、 ブラッド・ピットが家庭を大事にしている、 と書いたことがあるので、「困ったなあ」と思いました。 「五体不満足」の…

NHK「映像の世紀」を仏教の観点から語るとこうなる

【生死の一大事(3)】 ■NHKに『映像の世紀』という番組がありました。 世界中に残されているフィルムから 20世紀のいう時代をひもといていくドキュメンタリーです。 好きな番組だったので、とある年末の一日をかけて全何巻、 見続けたことがあります。 …

死は一瞬だから怖くないという人の見落としていること

【生死の一大事(2)】 「死は一瞬だから怖くない」 「肉体の苦痛がなければ、死は恐ろしくない」 という人があります。 だんだん蝕まれて激痛と闘って死ぬのはごめんだが、 ころっといけるなら、死は怖くないというのですが、 果たして死の恐怖とは、肉体…

「手のひらを太陽に」の歌詞に仏教の原点を見る

【生死の一大事(1)】 ■「ぼーくらはみんなー、生ーきているー♪ 生きーているから、うれしぃんだー♪」 というフレーズが耳に残る、名曲「手のひらを太陽に」。 さてこの歌詞、考察してみましょう。 ■生きている、ということは、 昨日から今日、今日から明…

ほら貝の殻を傷つけずに実を取る方法と、財欲の実態

【財欲(3)】 昔から伝わる、ほら貝の殻を傷つけず取るための 面白い方法があります。 ほら貝をぶら下げてその下に酒を浸します。 するといい香りに誘われて、 ほら貝は殻の中からそーっと頭を出してきますが、 身をのり出しすぎると落ちるので、すんでの…

「入ってくる収入の範囲で生活する」この基本がなかなか身につかないで苦しむ

【財欲(2)】 「隣の家の奥さんは憎い。 だんなは同じ会社の同期なのに、 今では向こうの旦那がスピード出世して 給料が上がったので、ブランド品を身につけるようになって 最近ではマイホームまで購入して、悔しくて悔しくて。。。」 こんな思いをぶつけ…

「金の切れ目は縁の切れ目」財欲に煩う人間の実態

■仏教で教えられる五欲 の一つに『財欲』があります。 「金がほしい」「家がほしい」「カッコいい車がほしい」 「かわいい服がほしい」と金や物を求める心です。 ■「金の切れ目は縁の切れ目」といわれますが、 私の知人で、昨年の夏にリストラにあった人があ…

ドイツが難民の犯罪増加にもかかわらず、なおも難民受け入れにおおむね積極的なのはなぜか

【禅定(1)】 ■ナチスドイツの強制収容所として知られる、 アウシュビッツ収容所は、現在、世界遺産として保存されており、 ヨーロッパの修学旅行のコースとなっています。 ドイツ国民は敗戦後、戦勝国により、 収容所を見学させられ、その様子を 一人の女…

相撲の世界に「3年後の稽古をせよ」との言葉がある

【精進(3)】 相撲の世界に「3年後の稽古(けいこ)をせよ」 という言葉があるそうです。 「3年後に勝てるようになるような稽古を今しなさい」 という意味です。 相撲における3年後の稽古とは 「四股(しこ)」や「てっぽう」のことです。 四股を踏むの…

幸せになりたかったら、与えることだけを考えなさい

【精進(2)】 最近、私もメタボはいやだなと思い、 思い立ったように腹筋をすることがありますが、 なかなか継続は難しいです。 急には筋肉はつかないものです。 やって2,3日でブルース・リーのようになれるんだったら、 必ずやるのですが、筋肉が悲鳴を…

継続は力なり、とにかく続けよう

【精進(1)】 メルマガ、ブログに書き綴っていることは、 今まで自分が仏教の話しをしてきた際、 さまざまな方に話してきた内容です。 私は仏教の話しをするのが仕事ですから、勉強会で話をする際に ▽どんな例えがわかりやすいか? ▽最近のニュースでわか…

越後に流刑になられた際の親鸞聖人の思い「これなお師教の恩致なり」とは

親鸞聖人は35歳の御時、権力者の無法な弾圧により、 越後の直江津(今の新潟県上越市)に流刑となられました。 国家権力により、僧籍を剥奪され、流刑人として 雪深い越後へ赴かれたのでした。 当時「流刑」は、極刑である「死刑」に次ぐ刑罰であり、 今で…

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