親鸞に学ぶ幸福論

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2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「目には目を、歯には歯を」の危険性

【愚痴(1)】 「あいつのせいでオレはこんなひどい目に遭った」と、 人をうらみ、憎む人は多いですが、 うらみや憎しみの感情は決してその人を幸せな気持ちにさせませんので、 その感情から早く離れることが大事です。 お釈迦様はうらみ憎しみの心の恐ろし…

それでも気になる「死んだら私はどこへ行くのか」

【後生の一大事(2)】 「死んだらどうなるか」というテーマについては さまざまな宗教思想があれこれ語っていますが、 所詮証明できないので、考えても仕方ない、 とこの問題を不問にしているのが現代人の姿勢です。 とはいえ死ぬのは100%、 ならば「…

生きることは信じること

【後生の一大事(1)】 死後のことを言われても、 「死んで帰ってきた人がいるのでないから証明できない」 「はっきりしないことを問題にしてもしょうがない」 の一言で片づけてしまっています。 しかし考えてみれば 世の中には証明できないことなんてごま…

今、自分はどんな縁を選んでいるか、それが未来の運命を決める

【縁(1)】 子供がオンライン授業のため、一人一台タブレットを持つことになり、 子供がタブレット依存症にならないか、 子供に見せたくない情報に触れさせてしまうのが嫌だ、 と心配する親が増えていると聞きます。 しかし自制心がないのは子供だけではな…

なぜ教行信証を根本聖典と言われるか

【教行信証(1)】 『教行信証』は鎌倉時代、浄土真宗の開祖である親鸞聖人のよって書かれた書です。 親鸞聖人の著作は決して少なくなく、多くの著作を書き遺されていますが、 主著は?と問われれば、それは『教行信証』です。 浄土真宗では『教行信証』を…

アフターコロナがきな臭くなってきた

【煩悩(1)】 世界各国が領土や資源をめぐっては争い、 貿易不均衡や移民受け入れでもぶつかり合うのは どうしても利害が絡むからです。 その点、地球温暖化問題なんかは、世界中が協力し合える問題のはずなのですが、 これも石油で儲ける大企業のあるアメ…

人生の最後に孤独を知る

【独生独死独去独来(3)】 重篤に陥った60代のコロナ患者が回復した後にこんなコメントを残しました。 「ICU(集中医療室)に運ばれ、人工呼吸器を装着され、 呼吸困難で意識も混濁し始め、 「オレはこのまま死ぬのか」とうろたえた。 その時、死ぬのがと…

死出の山路をただ独りで行く

【独生独死独去独来(2)】 新興国のコロナウィルス拡大が止まりません。 医療体制が整わない国でのパンデミックは アメリカや欧州以上に恐ろしい事態を招く恐れがあります。 すでにメキシコ、インド、ブラジルなど 患者が次々と運ばれ、救急救命室や集中医…

底知れぬ淋しさが漂う魂の孤独

【独生独死独去独来(1)】 こうしてメルマガを配信していると、毎日のようにメッセージをいただき、 読ませていただく中でまた書きたいことが出てきて、 メルマガを作成するということがよくあります。 先日、人生とは底知れないほど寂しいところである、…

リーダーの責務はあまりに重い

【生死の苦海ほとりなし(1)】 外出自粛、休業要請をしないとコロナ禍が拡大し、医療崩壊を招き、命が守れない。 さればといってこのまま自粛要請が続くと、生活できなくなり、やはり命が守れない。 どちらかを立てれば、どちらかの恨みを買うことになりま…

桃栗三年柿八年と仏教

【因果の道理(1)】 「桃栗三年柿八年」という言葉があります。 その後に続く言葉は地域によって違うそうですが、 私の故郷バージョンでは「梨の馬鹿やろ十六年」でした。 米(コメ)は春に植え、ひと夏越えて秋になれば、収穫できますが、 桃や栗の場合、…

ABC予想は人類の未来にどう貢献するか

【精進(1)】 19世紀は工学者が世界を動かし、 20世紀は物理学者が世界を変えた。 では21世紀はというと、識者たちは「数学者の時代だ」と口をそろえます。 車や飛行機の開発に携わる工学が表舞台だった19世紀や、 原子力や半導体など物理学が脚光を浴びた2…

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