親鸞に学ぶ幸福論

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2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

成功した人の言動は学びの宝庫

【因果の道理(2)】 成功者をねたむ人はどこにでもあります。 「なんであいつばかり」 「うまくやりやがって」と、 たいていは、成功者にあらわれた結果だけを見て、ねたむものです。 しかしその人に現れた「成功」という結果には、 必ずそうなるにいたっ…

タイムスリップしなくても過去を変えることができる

【因果の道理(1)】 「過去にまいた種が、現在、実を結んだのであり、 現在まく種が、未来に実を結ぶのだ」 と仏教は教えます。 過去の行いが、現在の運命を生み出したのであり、 現在の行いが、未来の運命を生み出すのです。 この『因果の道理』を徹底し…

おもしろい!仏教の説く幸福観は他とはずいぶん違う

【絶対の幸福(1)】 外資系投資銀行のロンドンオフィスに勤務するA氏の年収は 50万ドル(約4000万円)でした。 彼は周りの友人よりも年収が少ないことを気にし、 正当な評価を受けていない自己の境遇に不満を抱いていました。 これを聞いた多くの読者の皆…

理想の人はなぜ最低な人に変じてしまったのか

【愛憎(2)】 『愛憎』について、先回から話をしています。 ある女流作家が自身の半生を書き綴った手記を読んだときも、 この「愛憎一如」の釈迦の教えが思い返されました。 彼女の最初の結婚は3年で終わりました。 周りに流されず自由に生きているその男…

愛と憎しみは近いと説く仏教

【愛憎(1)】 恋人に腹が立つのはなぜでしょうか。 「他の人にはそんなに腹が立たないのに、恋人にはなぜかイライラして怒りをぶつけてしまうんです」 そんな人は少なくありません。 「好きな人だからいつまでも仲良くしたいのに、どうしてかいつも怒りを…

誰からも必要とされない孤独地獄の苦しみ

【孤独地獄(1)】 「It's automatic 側にいるだけで、その目に見つめられるだけで ドキドキ止まらない Noとは言えない」 宇多田ヒカルのデビュー曲「Automatic」です。 当時15歳の宇多田ヒカルが、恋する少女の心情を等身大で歌って、 センセーショナルと…

「今回だけだから」の悪魔のささやきが身を滅ぼす

【忍辱(3)】 ボルネオ島の人々が、オランウータンを捕らえる方法は奇抜です。 なみなみと満たした水ガメに、アリックという強烈な酒を数滴垂らし、 オランウータンの巣の下に置くと、 香りに引き寄せられ、オランウータンが飲みにくる。 その翌日から少し…

自暴自棄になるか、人生の資産となるか、の分岐点

【忍辱(2)】 gooランキングのよると「自暴自棄になる瞬間」の第1位は、 「努力が無駄になった時」でした。 家の都合で進学をあきらめたとか、 怪我をして引退勧告を受けたとか、 起業した会社が立ち行かなくなったとか、 それが人一倍努力を重ねてきた人…

苦境は人生の分岐点に立つ危ないとき

【忍辱(1)】 苦境に立たされる時、理不尽な思いに駆られる時は どんな人にでもあります。 そんな時は、自分が非常に危険な分岐点に立っていることを、 よくよく自覚すべきです。 そこで急斜面を転がり落ちるのは簡単です。 難しいのは平坦な道を歩くこと…

今のパートナーと末永く仲良くしたい人が知っておきたい恋愛の研究結果とは

【慈悲(1)】 恋愛に関する面白い研究があります。 研究のタイトルは「物事がうまくいったとき、あなたはそばにいてくれますか」というものです。 仕事が評価されたとか、テストでいい点を取ったとか、何か良いことがあり、 それを恋人に伝えた時の反応を…

キリのない道をキリがあると思って歩き続ける悲劇

【流転輪廻(1)】 仏教では、迷いを重ねる私たちの姿を、 『流転輪廻(るてんりんね)』といいます。 ゴールのない円周を「がんばれ」「がんばれ」と連呼され、 ひたすら回り続けるランナーさながらに、 生きる目的を知らないまま、ただ「生きろ」「生きろ…

カースト制度を否定されたブッダの真精神を受け継ぎし人

【御同行(1)】 悪名高き「カースト制度」は、インドにはびこる身分差別です。 その歴史は古く、約2600年前のお釈迦さまの時代からあり、 今日にいたるまでインドの多くの人々の心に根深く巣喰っています。 カースト制は大きく分けると 「婆羅門(バラ…

西郷が語る「国家の大事を成し遂げる人物」とは

【出世本概(1)】 「命もいらぬ、名もいらぬ、官位も金もいらぬという人は、始末に負えない。 またそんな者でなければ、国家の大事を成し遂げることはできない」 西郷隆盛の言葉です。 体制や権力、大企業と果敢に戦ってきた人が、 目の前に積まれたカネで…

人間関係で悩まない人と、いつも悩んでいる人とでは、考え方に大きな違いがある

【御同行(1)】 もう20年前のことですが、アメリカ滞在中、近くにベトナム料理店があり、 よくフォー(米麺)を食べたのですが、パクチーが入っていました。 まだ多くの日本人がパクチーを知らない時代です。 これがない方がおいしいのにな、と思って食…

ハムレットの苦悩は実に本質的だ

【無明の闇(1)】 シェークスピア『ハムレット』の 「生きるべきか、死すべきか、それが問題だ」のセリフは有名です。 しかしその先に続く言葉を知る人は、そんなに多くありません。 ハムレットの台詞はこう続きます。 「もし、死後の不安がこころを惑わせ…

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