親鸞に学ぶ幸福論

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2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜ仏教では心を重んじるのか

先日、仕事の帰り道にちょっと寄り道して、 倶利伽羅峠の古戦場を見てきました。 平家物語にもある、木曽義仲が平家を破った合戦です。 行ってみて、戦いが繰り広げられた山裾の大きさ、 また5万とも10万ともいう武者の人数が入り乱れての戦であったことを知…

仏教は心の中を問題にする

【三業(2)】 ■仏教では三業といって、 身体の行い【身業】(体でやること) 口の行い【口業】(口で言うこと) 心の行い【意業】(心で思うこと の、三つの行いを教えられていますが、 中でも『意業』を最も重視されています。 ■世間一般では『身業』を重…

「三業」が私たちの運命を決定すると説く仏教

仏教に『三業(さんごう)』という言葉があります。『業(ごう)』とは『行為』のことですから、『三業』とは「三つの行い」ということです。私たちは三方向からいろいろな行いをします。○身業(しんごう)○口業(くごう)○意業(いごう)の三つです。『身業…

実るほど 頭の垂れる 稲穂かな

なまじ立場があると、つい横柄な態度になってしまうものです。立場があると忙しいですし、重要な案件をいくつも抱えていますから、その対処で頭の中はいっぱいになってしまいます。「何時までにあれをしなければ。」「あの人にあの事を報告しなければ」「上…

布施は喜捨ともいい、全くの自由意志であると仏教は説く

「また寺が出せといってきた。 こないだは本堂の屋根が崩れたとかで、 今度は庫裏じゃ。 なんだかんだと取りやがる。」 こんな巷の声がよく聞こえてきます。 寺の僧侶が、 本堂の屋根の修繕や庫裏(くり)の立替など 門徒に負担金を割り当てる。 門徒からし…

愛別離苦とは仏教でどんな意味か。どうして生じるのか

【愛別離苦(3)】 釈迦の説かれた普遍的な苦しみ、 「愛別離苦」について話を続けています。 古今の人類は常に「愛別離苦」と闘ってきました。 病気で大切な人を失いたくないと医学を進歩させ、 災害で家を流されたくないと堤防を築き、 いつまでも仲良く…

『死別』という別れは、どんな人にとっても常に隣り合わせにある。

お釈迦様が教えられた「四苦八苦」の一つ、 「愛別離苦(あいべつりく)」について 先回より話をしております。 「愛別離苦」とは、 “愛する人、大切な物と別れなければならない苦しみ”のことです。 何とかこの愛別離苦から回避しようと、 努力を重ねている…

仏教が説く、人が絶対避けられない苦しみ「愛別離苦」とは

お釈迦様が教えられた、人生のさまざまな苦しみを、 4つにまとめたのが「四苦」です。 【生苦】【老苦】【病苦】【死苦】の4つです。 さらに4つ加えて 「四苦八苦」といいます。 今日では四字熟語になって、 「あの案件には四苦八苦したよ」というように…

キム・ジョンウンもローマ皇帝も暗殺におびえる弱い存在

親鸞聖人は私たちの住む、この世界のことを 「火宅無常の世界」と言われています。 「火宅」とは火のついた家。 この世は、火のついた家のように、 常のない、不安な世界であると説かれています。 自宅の屋根のひさしに火がついた状態で 安心してご飯食べた…

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十方衆生、死を前にしては人種も思想もない

仏教では、十方衆生(すべての人)は、 「やがて必ず死にゆく存在」であり、 闇黒の未来に向かう、悲劇的存在だと 説かれています。 すべての人の本質的な姿は、 確実な未来が暗い、不安な旅路を行く旅人なのです。 学生運動が激しかった1960年代、 死に至る…

どんな大富豪もなぜかわいそうな人なのか

【十方衆生(2)】 仏の慈悲は、十方衆生、すべての人にかかっている という話を先回からしています。 仏の眼からは差別がないのです。 私たちから見ると、この世は差別だらけだと思います。 世界の富に半分は、1%の富裕層が握っており、 残る半分の富も…

仏の眼から見ると、全人類は差別がない、それはどうしてか

仏教に「十方衆生」という言葉があります。 「すべての人」のことです。 仏の大慈悲の対象は「十方衆生」です。 あの人は助けたいけど、あの人は助けたくないという差別は 仏にはありません。 人は人を差別します。 皇族の血を引いているとか、 ○○民族の血が…

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