親鸞に学ぶ幸福論

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苦悩の根元の究明が人類の急務

 

【苦悩の根元(1)】

仏教では「人間にはさまざまな苦しみがある」と教えられ、

これを「四苦八苦」と説かれています。

では、それらの苦しみの根本原因は一体何なのでしょうか。

仏教は常に因果関係を教えます。

私達の人生が苦しみに染まる元凶は一体何なのか、

これを明らかに観る教えが仏教です。


「あなたを苦しませ、悩ませている原因は?」と訊かれ、

「それはやっぱりあんな人と結婚したからだ」と答える人がいます

夫が悪いからだ、妻が悪いからだと苦しんでいる人です。

あるいは「こんな親の元に生まれたからだ」「こんな子供を持ったからだ」という人もあれば、

「こんな会社だからだ」「こんな上司だからだ」「こんな部下を持ったから苦しいんだ」

「近所にこんな人がいるから苦しいんだ」「病気だから苦しいんだ

「こんな性格だから苦しいんだ」

あるいは「貧困で苦しいんだ」「こんな容姿だから苦しいんだ」

「こんな政治だから自分の人生は苦しいんだ」「こんな才能がないので自分は苦しいんだ」と思います。


ところがお釈迦様は驚くべきことに

「今あなた方が言われたようなことは苦しみの根本原因ではありませんよ」

と説かれているのです。


確かに今挙げたような事柄が私達を悩ませてはいますが、

苦悩の根元ではないとお釈迦様は喝破されているのです。

もし、金や名声、家族、才能などがないのが苦しみの根元ならば、

これらに満たされた人の人生は喜びに輝いているに違いありません

ところが実際はどうでしょうか。

お金もある、名声もある、美貌にも才能にも恵まれた人で、

ドラマや映画に引っ張りだこの人が自ら命を絶つというニュースが時々流れます。

私達からみると、「あれがあったらいいのにな」と羨んでいるもの全てを持っていたような人たちです。


なぜそんな人が自ら命を絶ったのか。

もし金や名声、家族、才能がないことが苦しみの根本原因ならば、

これらを十分に手にしていた彼らに自殺という悲劇はなかったはずです。


あまりに苦しくて、こんなにつらいなら死んだほうがましだ、

と彼らを思わせたものはいったい何だったのでしょうか。

人知れぬ苦悩をその人が抱えていたのだけは間違いないことです。

幸せな人は自殺しません。

なぜ金や名声や家族や恋人などに恵まれていた人が自ら命を絶つのか、

その苦悩の根元の究明こそが人類の急務と言えましょう。

そしてその答えをズバリ明らかにされたのが仏教であり、

日本にあらわれられた親鸞聖人なのです。

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