【後生の一大事(1)】
誰しも後悔のない人生を送りたいと思っています。
「後悔しないようやりきろう」
「悔いのない人生にしたい」
という言葉もよく耳にします。
「人生を後悔しないための10の法則」といった本が売れるのも、多くの人の強い関心事だからでしょう。
人生の最後に「後悔はない」と笑って死ねるなら人生は成功だったといえるのではないかと思います。
逆に他者に打ち勝ち、財と名声を手に入れる、傍から見れば成功者といえる人生であったとしても、人生の最後に「こんなはずじゃなかった、人生をやり直したい」と悔やむならば、それは幸せな人とはいえません。
ならば「どうすれば後悔ない人生を送れるのか」というテーマは、みな知りたいことといえそうです。
ところが後悔したくないのはみな共通であるにもかかわらず、後悔している人は数知れずあります。
「なんであんな人の言うことを聞いてしまったんだろう」
「どうしてこの人と結婚してしまったんだろう」
「なぜこんな会社に入ってしまったんだろう」
「あんなことを言わねばよかった」
「こんなことをするんじゃなかった」
嘆きの声は世に満ちてます。
後悔は嫌だ、と思ってみなあれこれ考えて生きているのに、それでも後悔する人があとを絶たないのは、後悔しない人生を送ることが簡単でないことを物語っています。
ではどうしたら後悔のない人生を送れるのでしょう。
世界の偉人であるブッダはどう説かれているか。
鎌倉時代の親鸞聖人はなんと教えられたか。
蓮如上人はどう言われているか。
これら仏教の諸師の遺されている言葉を通して『後悔のない人生の送り方』についてYouTubeでお話ししました。
今までの人生本、自己啓発や心理学、ビジネス書やスピリチュアルなどで提唱されているものとは著しく違いますので、驚かれる方、戸惑われる方もあるかと思いますが、仏教思想がよく分かる内容だと思いますので、ぜひご視聴ください。