親鸞に学ぶ幸福論

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仏教を学ぶ際、最も大事なポイントとは

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ツイッターは思いついたことを備忘録的に書くツールにしてます。

これが熟成されてブログとなり、YouTube動画になるイメージです。

ある意味最初の原液(つまり忖度や見栄えもない)がそのまま露出しているともいえるので、

そういうのが知りたいという人は、ぜひつながりましょう。

https://twitter.com/kikutaniryuuta

 

 

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【善知識(1)】

 

そのツイッターで先日こうつぶやきました。

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仏教を学びたい、と思う人への最も重要なアドバイス。
どんな方法でどれ位の気持ちで学ぶか、よりもずっと大事なのは、誰から学ぶ か、です。ここを誤ると方角間違えてひたすら水平線を泳ぐことになります。
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これは私がいつも思っていることです。

仏教の教えによって救われるかどうかは、正しく仏教を説かれる先生に会えるかどうか、ここが最も大事なのです。

 

オリンピック出場なら「本人の才能×本人の努力×優れたコーチ」の結果ですし、歌手として大成するのも「本人の才能×本人の努力×優れた先生」といえるかと思います。

つまりオリンピックに出場するにはどうしたって天性の運動神経が要りますし、歌手になろうにも才能が要ります。

いわゆる本人に「ダイヤの原石」といえる何かキラリと光るものがあり、そこに優秀なサポートと、本人の圧倒的な努力が加わり、オリンピック選手、あるいは歌手として大成するのだと思うのです。

だから誰でも彼でもなれるものではありません。

 

しかし仏教の教えは違います。

仏教の目的である「老いと病と死を超えた本当の幸福」になるのに、特別な才能は要りませんし、努力や根気がなければダメというものではありません。

どんな人でもなれます。

それを親鸞聖人は「老少善悪の人をえらばず」と言われています。

 

ただし、です。

どんな人でも本当の幸福にはなれますが、それは正しく仏教を説く先生に会うことができた人のことです。

正しく仏教を説く人から聞かないと、その身にはもうなれません。

その真の仏教の先生にお遇いすることは親鸞聖人が「真の知識にあうことは難きが中になお難し」と言われているように「難中の難」なのです。

僧侶は数あれど、正しく仏教を説く先生はまさに雨夜の星です。

 

親鸞聖人の『教行信証』は、仏教の教えによって獲られた本当の幸福がいかに広大無辺なものか、あふれる思いを語られていますが「自分はこんなに努力したから」「こんな才能があったから」と述べられているところは1カ所もありません。

そんな思いは聖人にはかけらほどもなかったからです。

 

ではなぜ仏教の救いに遇えたのか、こう言われています。

「西播月氏(せいはんげっし)の聖典、東夏日域(とうかじちいき)の師釈に遇いがたくして今遇うことをえたり、聞きがたくしてすでに聞くことをえたり」
(インド、中国、日本の、正しく仏教を伝えてくださった高僧方のおかげであった。毛頭聞けない真実の仏教を何の間違いか、親鸞聞かせていただくことができたのは、これらの方がおられればこそ、お会いできたからこそだった、この幸せ何にたとえられようか)

とあふれる感謝をただただ重ねて述べておられます。

 

だから仏教を学ぶ際の、最も重要なポイントは、どんな方法で、どれ位の気持ちで学ぶか、よりも、自分の才能や性格よりも、ずっと大事なのは、誰から学ぶ か、なのです。

 

 

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