親鸞に学ぶ幸福論

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『すみません』の思いがあふれる人がなぜ幸せな人だと説かれているのか

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一昨日、「ありがとう」のエピソードを書きましたところ、

たしかに「すいません」より「ありがとう」のほうが気持ちいいですね

私も「すみません」を使っていましたが、「ありがとう」をもっと使いたいと思います。

など、反響のコメントをいただきました。

 

ところがこの、「すみません」という日本語も、

実は、含蓄のある言葉でして、

仏教精神が息づく言葉なのです。

 

そこで今日は「すみません」の意味についてお話します。

 

「すみません」とは、

済みません、相済みにはなりません

という意味です。

 

店で品物を購入して、

月末に購入費を払うという型があります。

 

一月分の購入費を月末にまとめて支払う時に、

一昔前は台帳に店の人が「相済」とある大きな印鑑を

バンと押したそうです。

 

「相済」とは、これで相方、貸し借り無しですよ、という意味です。

 

購入した品物に対して、完納できていない場合は

「相済にはなりません。」「すみません。」です。

 

受けたご恩があまりにも大きくて、

とても返せない、

「相済」にはとてもなれない、

その、申し訳ない思いが「すみません。」です。

 

あまりに大きな幸せを頂いたら、

どうお返ししたらよかろうか、と力尽くしますが、

万分の一もお返しできなくて

「すみません。」と心からあふれる。

 

心の底から「すみません。」の思いがあふれる人こそ、

もっとも幸せな人だと仏教では言われます。

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