親鸞に学ぶ幸福論

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今頃になって昔のことを思い出す

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【恩(1)】


小学生のころ、漫画家になりたいという私に母が「手塚治虫は医師の免許を持った漫画家だった。何かの資格を持った漫画家になるべきだ」と勧められたのをふと思い出しました。

母としては、私が学校の勉強をしなくなるのを恐れての言葉だったのでしょう。

でも頭ごなしに否定されなかったのも、今にして有難く思います。

 

ドリームキラーという言葉があります。

直訳すれば「夢を殺す人」。

「そんなのあんたにできるはずない」「無理に決まっている、やめなさい」と夢を否定し、壊そうとする人たちです。

ドリームキラーは自分の敵や批判者がなるとは限りません。

自分の親がドリームキラーになることだってあるのです。

もちろん親は子供を苦しめたくてそう言うのではない。

もっと安定した道を進んでほしいとの親なればこその心からのアドバイスでしょうし、その気持ちもよく分かりますが、その親の言動がドリームキラーとなって子供の可能性の芽を潰してしまっているとも言えます。

本来親は子供にとってドリームサポーターであるべきで、子供がピアノを望むならピアノを、スポーツを望むならユニホームやシューズを、少々無理してでも用意して、精一杯子供の夢を応援する存在です。

でもなかなかそうとはならず、親の「こうなってほしい」との思いや都合を押しつけてしまいがちなんでしょう。

 

大学時代、将来仏法の伝える布教使の道を歩みたいと言う私に両親は猛反対しました。

「そんな道に進ませるために大学の学費を払ったのではない」と勘当を迫ってきました。

当然の反対でした。

でも最後はいろいろな思いを飲み込んで、勝手にしろと、子供のやりたいことをさせてくれました。

やがて応援してくれるようにもなりました。

あれもこれも最近思い出されることが多いのですが、親のおかげで今の自分があると知らされます。

 

 

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