親鸞に学ぶ幸福論

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大みそかにおせち料理の量をめぐって口論となり、殺人未遂事件がおきた。これも他人ごとではない理由とは【瞋恚】

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おせち料理の量をめぐって口論となり、

47歳の男が殺人未遂容疑で逮捕、

というニュースが正月早々流れました。

 

「おせち料理の量くらいで40も過ぎた大の大人が見苦しい」

呆れるニュースだといってしまえばそれまでなのですが、

何か積もり積もったものがあったのかもしれません。

最後の引き金がおせち料理の量だった、とも考えられます。

 

夫婦げんかでも、別居だ、離婚だ、と引くに引けないところまで

エスカレートするけんかも、

最初の原因を聞いてみると

夫の脱ぎっぱなしにしたくつ下だったりするのです。

 

くつ下の放置くらいでそんなケンカを大人げない、

と言えばそれまでですが、

これも

・いつも散らかして片付けようとしない夫。

・それを注意しても自分の意見に耳を貸さない、軽んじられている

・自分の悩みに無関心、相談に乗ってくれない、経済的にルーズ

など積み重なってその結果ともいえるので、

単なる靴下一枚ではないのです。

 

夫としても

・くつ下を出しっぱなしにしたのは悪かったと思うが、

くつ下くらいでそんな言い方をしなくていいでないか

と腹が立ち、

・いつもそうだ、どれだけ俺が我慢していると思ってるんだ

と奥さんの言葉や態度に引けない気持ちになってしまうのですから

何年、何十年と積み重なった果てのケンカなのです。

 

地震と似ています。

地震はある時突然唐突に起きるようですが、

実は二つのプレートの間に徐々にひずみが生じ、

一方の引きずりにもう一方のプレートが耐えられなくなり、

跳ね上げられるように起こるものです。

 

怒りというのは

「あの時あんなこと言われた」

「この時こんな事された」

という忘れられない相手の言動が積み重なっておきるのですから

まだ露見していない日ごろの心のひずみにこそ、

注視していかねばならないでしょう。

 

自分の心を見つめると、

「たかがおせちくらいで」と

一笑に付すことができるような、他人ごとの事件ではないことが

知らされてまいります。

 

 

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