親鸞に学ぶ幸福論

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放浪の寅さんと定住のさくら

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私が大学生のときのことですが、

3年生の夏も過ぎると友人とのランチにも

就職の話題が出てくるのですが、

私は無関心でした。

当時、講演会を通して

高森顕徹先生という仏教の先生がおられることを知り、

大学出たら本格的に仏教を学ばせていただき、

将来は仏教講師として生きようと決意していたからです。

 

当時の日本はまだバブル景気の中にあり、

雇用にも恵まれ、

就職活動も左うちわでした。

企業のほうから頭下げて

「うちに来てください。」

と言ってくるくらいで

私の早稲田の同級生の中には

会社の人に夕食をご馳走してもらって、

渡り歩いていることを自慢する人もいました。

 

今でこそセミナー講師になる人、

フリーランサー、個人事業主のような職業を

選択することも珍しくありませんが、

当時はたいていの同級生が

安定した高収入が見込める時代でしたので、

その道をけって仏教講師になる人など

仲間内では変人でした。

 

それから20年近く経ちますが、

今でも当時大企業に勤めていった友人たちを意識している部分が

自分にはどこかにあって、

相対比較する意味である種の関心を払ってきました。

 

そういうこともあってか、

映画でもホームドラマ系で関心の高いテーマが

【安住と放浪】です。

あなたもホームドラマ系の映画をこの観点から観られたら、

【安住と放浪】という、このテーマが

必ずこの手の映画にはあるのがわかられると思います。

「ゴッドファーザー」とか、

「男はつらいよ寅さんシリーズ」とか、

ドラマなら「北の国から」とか「一つ屋根の下」とか

 

たとえば、寅さんシリーズなら、

寅さんとさくらがあの映画の根幹だと思います。

『放浪の寅さん』と『定住のさくら』

そして両者はお互いの生き方を

どこか惹かれあっている

毎回、寅さんはマドンナと

所帯を持つことをユメ見ますが

これは定住へのあこがれなんですが、

それでいて自分で拒絶してしまう

さくらは毎日同じ場所で同じ仕事の

単調な生活をしている

自由奔放に、毎回事件を引き起こすおにいちゃんを

「まったく仕方ないなぁ」と言いながら、

その非日常の自由にどこかあこがれている

この微妙な空気にいつも切なさを感じるんです。

 

▼定住は安定はしていますが、束縛されます。

▼放浪は自由ですが、不安定です。

 

自分の周りの友人、後輩を見てみても、

 

▽公務員になったり、大企業に勤めて

安定した生活をして、家庭を守っていく、

そんな定住の行き方をする人と

 

▽起業したり、芸術の世界で成功する

ユメを追いかけてがんばっている

いわば、放浪の生き方をする人と

両方ありますが、

やはりお互いは反発しながら、

どこか惹かれあっているように感じます。

つまんないとの不平から「放浪」を求め、

将来への不安から「定住」を求める。

振り子のように心は乱れる。。。

そんな人生の実態がテーマとなっている

ホームドラマに共感します。

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