親鸞に学ぶ幸福論

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理不尽としか思えぬ運命を仏教はどう教えるか

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【因果の道理(2)】

 


テレビで北朝鮮の様子が報道され、

赤黒く日焼けし、頬がこけた民衆の映像を見たりすると

「もしあの国に生まれていたら、

自分は今のような生活を送っていなかったんだな」と

運命の不可解さを考えさせられます。

顔も日本人とよく似ているから、余計そう思うのかも知れません。

 


韓国の人たちは北朝鮮の人たちとは同一民族で、

同じ言葉、同じ歴史を共有しているのに、

冷戦で分断され、70年間の国家体制の違いで

あまりに違いが生じているので、

日本人の私以上に「もし自分が38度線のあちら側だったら」と

思いを馳せることがあると思います。

 


住んでいる場所は同じでも、時代が違えば、

相当また運命は違っていたでしょう。

日本は敗戦により、価値観も教育も大きく変わりました。

もしあの当時に私が生まれていたら、

どんな生き方をしていただろう、

どんな人間になっていただろう、

少なくとも、自分の思想、信念、好き嫌い、表情、体格

いろいろと今とは相当変わっていただろうと思います。

 


どんな両親の元に生まれたかによっても、運命は大きく変わります。

難関大学の生徒の家庭の平均収入は、

全国平均を大きく上回っていることは、よく知られる事実です。

もちろん受験生の努力もあって合格したのですが、

私立の中・高一貫校で学び、帰宅するとお母さんが家にいて、

そのあと塾にも通い、といった環境は、

親の年収が高くないとできないことであり、

そのような環境が受験の成否に大きく関係しています。

 


世の中には不公平なこと、理不尽なことはいろいろあります。

がんばっている者は評価されず、

アピール上手な者が出世するとか、

同じミスをしたのに、発覚したタイミングによって、

一方は左遷されたのに、一方は問題にもされないとか。

そんな時、私たちは「不公平だ、おかしいぞ」と腹を立てますが、

考えてみれば、この世のどこにも、

何の理不尽な点もない、すっきりした公平な社会など、

ないのですよね。

 


だいたい先ほど述べたように、生まれた最初のスタートから

公平で平等なんて、もうありえないのですから。

どの国に生まれたか、どの時代に生まれたか、

どんな親の元に生まれたか、

美人に生まれたか、そうでなく生まれたか、

健常者で生まれたか、障がいを持って生まれたか、

最初から不公平です。

平等なことがあるとしたら、

「世の中の人みな、不公平だという思いを抱えて生きている」

ということくらいでしょう。

 


ではその不公平としか思えぬ運命は何によって決まるのでしょう。

運のいい人、運の悪い人、

一人ひとり異なる運命は、いったい誰が決めたのでしょうか。

神か? 霊のタタリか? 偶然のいたずらなのか?

これこそ全生涯の命運を左右する、根本問題です。

この人類の最大関心事に、仏教は『業(カルマ)』の存在を説き、

その答えを鮮明にされています。

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