親鸞に学ぶ幸福論

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戦争の原因を知りたければ「誰が得をしたか」を考えてみる

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貪欲(欲の心)の本性は

『我利我利亡者』である、と

釈尊は説かれました。

我利我利亡者とは

自分さえよければ

人はどうなってもいい、

という心です。

 

その貪欲の一つに

『財欲』があります。

お金が欲しいという欲であり、

物が欲しいという欲です。

今日、物欲と言われるのも、

この『財欲』にあたります。

この財欲によって私たちは、

どれだけの人を苦しめ、

傷つけ、殺していることか知れません。

一例を見てみましょう。

 

カラシニコフ自動小銃。

悪魔の銃です。

この銃は、その軽量から

10歳の子供も使うことができるのです。

もちろん子供用だから、といって

おもちゃではありません。

この機関銃の開発により、

年端も行かぬ少年が

兵士となりました。

アフリカの紛争地域で

この銃で殺傷された人は数え切れません。

 

実はこれら紛争地域の多くが、

石油やダイヤモンドの産地です。

産地となる国々では、

石油やダイヤモンドの利潤をめぐって

これら政府軍、反政府軍の

終わることなき紛争が続いてます。

原因はダイヤをめぐる財欲です。

一方、石油やダイヤモンドを消費するのは、

先進国の我々です。

ダイヤの宝石が欲しいという先進国民の財欲が

戦争の原因と知れば、

私たちは地球の裏側の国々の紛争に

無関心ではいれません。

 

「戦争の原因を知りたければ、

 『誰が得をしたか』

 考えてみればその答えがわかる。」

とよく語られます。

民族間の紛争で、

家族を殺されたり、

家を失って難民になったりして

誰も得をした人はいない。

得をしたのは、

その国のごく一部の権力者と

武器や戦闘機を売って儲けた軍需産業、

そして戦争の後、

ビジネスにやってくる欧米の企業です。

どれだけ市民団体が運動を起こしても、

国連が介入しようとしても

戦火は拡大するばかりで

人間の財欲はとどまるところを知らず、

アフリカに次々と悲劇をもたらしています。

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