親鸞に学ぶ幸福論

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言辞施と綺語の違い【口業(5)】

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【口業(5)】


仏教では「言辞施」といって、言葉をかけることが
布施の一つとして教えられています。

 

【人の長所を発見してほめるように努める】
これがどんなに周りを幸せにし、
自身を豊かにすることでしょうか。

 

ほめられると元気が出ます。
困難に立ち向かう勇気もわいてきます。

 

以前、言辞施について講座でお話しした際
アンケート用紙でいただいた感想が
心に残ったので紹介させていただきます。

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先日、妻が、話したくて仕方ない、と子犬のように寄ってきて
「今日、Mさんに褒められたの~♪」と、
ニコニコしながら話し始めました。

 

あまりにはずんだ表情と会話に、
自然にこちらもニコニコしながら聴きいっちゃいました。

 

そして一通り聴き終わった時
(褒め言葉は、相手だけでなく、その家族の心まで、
暖かくできるんだなぁ…)と、
しみじみ感じました。

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目の前の人以外も暖めることができるのが
『ほめる』ということなんですね。

 

何千年の歴史を持つユダヤの格言にも
『人に愛される人とは誰か?
 あらゆる人をほめる人だ』
と説かれています。

 

古今東西変わらぬ真理でしょう。

 

しかしほめれば上手くいくからという計算の元に
心にもないおべっかを言い散らかすのは、
仏教では「綺語」といって口で作る罪悪の一つに数えられています。

 

難しいですね。
「ほめる」その時、そこに心が伴っているか、いないか。
そこが常に問われているのです。

 

 

 

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