親鸞に学ぶ幸福論

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「親切をする時は三つのことを空じなさい」仏教の【三輪空】という心がけ

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お釈迦さまは、布施(親切)の心掛けとして、

『三輪空(さんりんくう)』を教えられています。

 

三つのことを空じなさいと仰です。

空じなさいとは忘れなさいということです。

 

その三つとは、

【施者】【受者】【施物】です。

 

 

【施者】とは「私が」ということ、

私がしてあげたんだ、という心がどうにも忘れられない、

 

友人宅のパーティーに自分が焼いてきたクッキーを持ってきたとします。

それをホストの友人が皿にのせて

「○○さんが焼いてきた手作りです~。」

と紹介してくれれば

食べる人のお礼もあって気持ちいいのですが、

うっかりホストの友人が紹介しないまま、

クッキーが食べられていき、枚数も少なくなってきますと

なんか残念な気がして

「ちょっと固いでしょ?」

とかなんとか言いたくなる。

 

 

人に親切したときに

『私が』したんです、

と言いたくて仕方ない。

 

【受者】とは「誰々に」ということ。

あなたにしてあげた、という心です。

 

この人のため、と一生懸命尽くしたのに、

その相手が感謝せず、ほめもしてくれないと

「あんたのためと思ってやってきたのに、なに涼しい顔しておれるんだ。」

と言いたくなってきてしまいます。

 

【施物】とは「何々を」ということ。

自分だってお金と時間が有り余ったからそういう親切したんじゃない。

こんな事情があっても、あなたのためと思って、ここまでしたのに、

と言いたくて仕方がない。

 

私が、誰々に、何々を

「してあげた」と主張したくて仕方がない、

みっともないから、と口を押さえても、

心の中ではもう忘れられない。

そしてその心が怒りの元となるから恐ろしいのです。

 

・・なんであんなに声を荒げてしまったんだろう

・・あそこまで責めなくてよかったじゃないか

自分の心を反省してみると、

(これだけ面倒見てやっているのに)

(これだけ心配してやっているのに)

「やっている」の恩着せ心に

怒りの原因があったことを反省させられます。

 

 



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