親鸞に学ぶ幸福論

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司馬遼太郎「坂の上の雲」のあとがきを読んで考えさせられたこと

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世界中を驚かせた日露戦争での日本の勝利は

その過程をつぶさにおっていくと

当時の帝政ロシアが末期的症状を呈しており、

負けるべくして負けるような愚策を重ねたことと

日本の神経質なまでの、多岐に渡る作戦や外交が功を奏したことによる

きわどい辛勝であったと

司馬遼太郎が「坂の上の雲」で浮き彫りにしています。

 

そのあとがきの中で司馬遼太郎は

日露戦争後、日本の国民と国家が勝利を絶対化し、

神国日本は負けないと慢心し、

太平洋戦争に突入していく過程を述べた上で

「敗戦が国民に理性を与え、

 勝利が国民を狂気にするとすれば、

 長い民族の歴史からみれば。

 戦争の勝敗などというものは

 誠に不思議なものである」

と印象に残る文章を綴ってます。

 

戦争はその国とその民族の興廃をかけた真剣な総力戦で

双方ともに正真正銘命懸けですが、

その勝ち負けさえも、

長い民族の歴史から見れば

どちらが良かったと言えるだろうか、

“誠に不思議なもの”と記しています。

 

人生もまた然り。

挫折や失敗などの逆境もあれば、

成功や賞賛などの順境もあります。

挫折したときは、これでもう自分は終わりだと悲観しますし、

賞賛を浴びたときは、有頂天にもなります。

 

しかしこれもまた長い人生から俯瞰すれば

順境が幸福なのか、逆境が幸福なのか、わかりません。

順境に甘え、人生の本質を忘れて、酔生夢死していく者もあれば、

逆境に発奮して、真の幸せを求める機縁とする者もいる。

やはり“誠に不思議なもの”と知らされます。

 

「沈んで屈するな 浮かんでおごるな」

どんな時も出世本懐を果たすこと一つ、ユメ忘れてはならないと

胸に刻みます。

 

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