親鸞に学ぶ幸福論

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仏教では『無財餓鬼』と『有財餓鬼』で苦しむ人がいると説かれている

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仏教でとかれる六道(六つの迷いの世界)の一つに

餓鬼界があります。

 

餓鬼界(餓鬼道)に住む餓鬼は、

「自分さえよければ、人はどうなってもいい」

「人に迷惑をかけてでも、自分が得したい」

という心しかありません。

 

その餓鬼に二通りあると説かれています。

『無財餓鬼』と『有財餓鬼』です。

 

まず今日は『無財餓鬼』について話します。

 

無財餓鬼とは、お金がなくて、

「ほしい。ほしい。」と

苦しんでいる餓鬼ですが、

周りを見渡せば、

無財餓鬼さながらの生き方をしている人が

見受けられます。

 

こんな話を聞きました。

 

2年間、ある老人介護のパートをしている若い主婦が、

窃盗罪、詐欺罪で捕まりました。

 

事の顛末は、その女性、一人のホストに肩入れをしてしまい、

一年もせずに家のカードすべて限度額ぎりぎりまで

使い込んでしまう結果となった。

 

夫にばれたら大変なことになるからと、

さらにサラ金に手を出してその埋め合わせをしていく。

 

サラ金で借りた、一時のお金が入ると、

気が大きくなって性懲りもなく、

またもホストクラブに走っていく。

 

翌月は違うサラ金に手を出し、

やがては何社からも借り、

どれだけ借りているかさえわからなくなり、

不安と苦しみが増していく。

 

夫に絶対にばれてはならない、

もし発覚したら、

親戚や実家の親からも何を言われるかわからない

 

手っ取り早くまとまったお金を手にしなければ、

との焦りから

自宅介護の老人をだましては

金銭を掠め取ることを覚え、

それを繰り返すうちに

悪因悪果で発覚、

逮捕されることとなった、という事件。

 

どこにでもありそうな話です

 

犯罪に手を染めたこの女性も、

お金がないことで、

どんなにか一人、悶々と苦しんだことでしょう。

そして絶対にやってはいけない一線を越えてしまったのです。

 

お金がないことは

おそろしいことだ。

悲劇を招く。

惨めの元だ。

人間を卑屈にする。

いろいろ言われるのもわかります・・・

 

【貧すれば鈍する】

懐が寂しくなると

何かに八つ当たりしたくなる。

不安になってくる

 

手っ取り早く安心したくて、

「すぐにもうかるよ」

の甘い言葉にだまされて

悪事に手を染めて、

周囲も裏切り、

自分の夢も汚し、

余計苦しみに落ちていく

 

お金がないことで

「餓鬼」になってしまうのです。

これを『無財餓鬼』と言います。

 

だからやはりある程度のお金がないといけないんだ、

お金があったほうが、

心の豊かな人になれるんだ、

お金があれば、

餓鬼になんてならなくていいんだ、と

金儲けに走るのです。

 

ところが財を築けば築いたで

今度は『有財餓鬼』となる、

と釈尊は説かれています。

 

さて、有財餓鬼とはどんなことか、

明日に続きます。

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