親鸞に学ぶ幸福論

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キム・ジョンウンもローマ皇帝も苦しんでいた

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親鸞聖人は私たちの住む、この世界のことを

「火宅無常の世界」と言われています。

「火宅」とは火のついた家。

この世は、火のついた家のように、

常のない、不安な世界であると説かれています。

自宅の屋根のひさしに火がついた状態で

安心してご飯食べたり、テレビ見たりと、

のんびりできるはずがありません。

一刻も早く家から逃げ出さねば、と不安で

居ても立ってもおれない気持ちになるでしょう。

 

先日、NHKスペシャルで

キムジョンウン体制下の北朝鮮の内実を暴く詳細な機密ファイルが

流出し、そこで明るみになったことを報道していました。

そこには軍のクーデターを怖れ、

軍の不平に過敏に反応するキムジョンウンの様子が

赤裸々にされていました。

リビアカダフィが軍のクーデターで殺害された映像に

キムジョンウンが恐怖したという件は象徴的でした。

 

スイス産の高級チーズとワインが好物というキムジョンウンは、

飢餓で苦しむ北朝鮮にあって

一人苦しみを知らぬ独裁者のようにイメージされがちですが、

実はその不安、苦しみは相当なものであることを

窺わせる内容でした。

 

ローマ人の物語』という塩野七生のベストセラーがあり、

これを読むと、

当時、世界に類を見ない大帝国として

四隣に覇を唱えたローマ帝国の皇帝達が

いかに不安の中に生きていたかがわかります。

 

歴代ローマ皇帝の死因をまとめると以下の通りになります。

「暗殺の可能性」:8
「暗殺」:23
「戦死」:9
「処刑」:3
「捕われの身で死亡」:1
「不明」:1
「自殺」:5
「自然死」:20

自然死といっても毒殺の可能性もあるようです。

これではもう皇帝になったら

悲惨な末路を覚悟しなければならないということです。

毎日が戦々恐々とした日暮らしでしょう。

 

東京都知事のポストも、

やはり火宅無常の世界でのこと、

たとえ当選しても、安心、満足どころではない

いつどうなるかわからぬ

火宅無常の世界ですから、不安は絶えません。

いつまでも続くなどと思って自惚れていると、

すぐに足下をすくわれます。

 

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