親鸞に学ぶ幸福論

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パートナーに選ぶ人は、悪口を言わない人にしたい

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昨晩、オンライン講座で突然不具合が生じまして、

一時、講義の動画が開けなくなり、

何が原因か分からず、呻吟しましたが、

やっと解決できました。

大変ご迷惑をおかけしました。

 

「開けない」と教えて下された方々のおかげで、

不具合に気付くことができました。

ありがとうございました。

どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

 

【今日の仏語】は『悪口』です。


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以前、東京に住んでいた時のことです。

文京区のカフェでパソコン開いて仕事していた時、

隣の席に30代くらいの女性が2人座りました。

都心のマンションに住むママ友が、

午後の時間にお茶しているのかな、という風景です。

こんな時、難しい顔してパソコンに向かっていても、

耳は興味本位で隣の会話をけっこう聞いてしまうものです。

 

最初は清楚で上品な雰囲気に好印象でしたが、

その二人が話している1時間半あまり、

その内容は、ずっと同じマンションに住む

共通のママ友と思われる人への悪口、陰口ばかりでした。

クスクス笑い合って意気投合している姿は、

気持ちの良いものではありませんでした。

 

「人を知る最も良い方法は、

その人が何を可笑しいと思うかを知ることだ」

とゲーテは言っています。

人の失態や醜聞を語ったり、聞いたりするのが、

一番愉快で目を輝く、という人にはなりたくないものです。

 

よく噂話や悪口で盛り上がれないと、

集団から浮いてしまうという話を聞きます。

わからないこともないですが、

そういうことを口にしない人の方が

結局は好かれ、慕われ、相談できる人であり、

尊敬できる人となると思います。

また、自分のパートナーになる人、自分の子供や孫が

陰口、悪口好きであってほしくない、とも

思われることと思いますし、

陰で悪口が横行している職場やチームもやはり嫌なものです。

 

仏教でも「悪口(あっこう)」は、

口で造る4つの悪の一つに数えられます。

「悪口」を慎む人はなかなかいませんので、

できる人があれば、光を放つと説かれます。

 

 

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