親鸞に学ぶ幸福論

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人生とは、空と水が広がっているばかりの海のようなもの

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【生死の苦海(1)】

 


親鸞聖人は私たちの人生を

「生死の苦海ほとりなし」

と喝破されました。


生まれたなり、泳ぎ方も教わらないまま、大海に放り出され、

苦しみの波の絶えない海を、島も船も見えない中で、

必死に泳ぐしかない海のようなものが人生だ、

と言われているのです。

 

海面下は青黒い。

底のしれない深い海には、サメも泳いでいることだろう。

助かりたくてやみくもに泳いでも泳いでも、

空と海が広がっているばかり、景色は何も変わらない。

いったい泳いできたのかどうかも分からないほど、

同じことの繰り返し。

受験、就活、失恋、リストラ、人間関係、病気、

どこどこまでも果てしない苦しみの波に翻弄され、

やがて力尽きて溺死する。

こんな人生を『難度海』とも『生死の苦海』とも言われています。

 

波と必死に戦って泳いでいる人。

波の繰り返しに泳ぐのに疲れてしまっている人。

泳ぐのを止めようかなと思い詰めている人。

それでも惰性で泳ぐ人。

このように波を乗り越えるんだよ、とさとす人。

様々な人がいる。

 

しかし誰一人として

どの方角に向かって泳いだら助かるのか

方角を指し示す人がいない。

 

陸地なんかないんだよ、救助の船なんかもう来ないよ、

とあきらめに沈んでいる全人類に

親鸞聖人は、

「あきらめなくていいのだよ」と、主著『教行信証』の冒頭に、

 「難思の弘誓は、難度海を度する大船」

苦しみ悩みの人生を明るく楽しく渡す大きな船があることを

明示されたのでした。

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