親鸞に学ぶ幸福論

「そんなにしてまでなぜ生きねばならないのか」はっきり示した、メールdeで学ぶ仏教教室です。無料メール講座が好評です。受講者4000人。

「必ず死ぬのになぜ生きる」親鸞聖人の答えとは

f:id:kikuutan:20080813143145j:plain

 

難度海(1)】


仏教では、人生を「海」にたとえられます。

私たちは生まれると同時に、

果てしない大海のど真ん中に放り出されたようなものです。

生まれ落ち、オギャーと泣いたその時が、大海に放り出された時。

そこから私たちは、人生の海を泳ぎ始めました。

よちよち歩きしたり、おっぱいねだって泣くのは、

赤ちゃんが一生懸命「生きよう生きよう」としている姿です。

赤ちゃんも人生の波と戦って「泳ごう泳ごう」としているのです。

 

それからやがて幼稚園、小学校、中学校、高校、大学と

進んでいくのは、どんどん泳いでいく姿です。

生きていくと、いろいろな困難が起きてきます。

人生の困難を波にたとえられています。

試験の波を乗り越え、人間関係の波を乗り越え、

病気の波を乗り越え、今までも、今も、今からも

波と戦って泳ぐのです。

「どうしたら試験合格できるか」

「どうしたらクラスであの人と上手くやっていけるか」

「どうしたら正社員に採用されるか」

それは自分に押し寄せる波の乗り越え方の研鑚です。

 

波の乗り越え方が下手だと潮水飲んで苦しむので、

大波、小波、それらを乗り越えるにはどうしたらいいか、

どんな泳ぎ方がいいか、どう生きたらいいか、みな考え続けます。

 

やがて泳ぎ方が上手になって、

塩水飲まなくてもいいようになってくると、

「大人になった」「一人前になった」と言われます。

 

しかしずっと泳げる人は誰もいません。

若い時は上手に泳げた人も、

老いると病気にもなり、稼げなくなり、人も去り、

上手に泳げなくなっていき、塩水飲むようになってきます。

そしてやがてどんな人も「これ以上泳げない」と

ついに力尽き、土左衛門になる時があります。

俯瞰すれば、人は水平線しか見えない海をただ泳いで、

やがて独りどこかで溺れていく存在といえましょう。

 

「どこへ向かって泳ぐか」「なぜ生きるか」

人生の目的という根本が脱落している悲劇を気付けと、

警鐘乱打された方が親鸞聖人なのです。

 

=========

親鸞聖人の教えられた生きる意味を分かりやすく体系的に学べる
全20回の無料メール講座です。
おもしろそうだなと思われた方はこちらから登録できます。
登録解除もいつでも自由なので、一度お試しに覗いてみてください。

 

「一から分かる仏教」無料メール講座
メールアドレス:
お名前:

=========


仏教の教えをわかりやすく体系的にお話する

20回の無料メール講座好評配信中。