【偉い代議士の書生に出世するものは少ない】
昔から言われる言葉だそうです。
代議士先生に取り次いでもらいたくて
自分より一回りも二回りも歳も立場も上の人が
玄関番の書生に頭を下げる。
時には接待をして持ち上げたりもされる。
やがて書生は
自分がひとかどの人物になったかのように錯覚し、
人を見下し、偉ぶるようになり、
周りにあきれられて
やがて相手にされなくなる、というのです。
『虎の威を借る狐』という言葉がありますが
決して他人事ではありません。
警戒しなければならないことと感じます。
あるビジネス書にこんなことが書いてあり、
身につまされるものがあったので、
自戒を込めて紹介します。
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もし、現在あなたが大手企業に勤めているとしたら、
自分の実力について懐疑的になった方がいい
望むと望まざるとに関わらず、
大手では自分の実力が見えにくくなる
たとえば、あなたが営業課長として
10億円の商談をまとめた実績を持っているとしよう。
とてつもない金額だし、苦労の連続であったに違いない。
しかしそれは
「あの○○社の、営業課長であるあなた」
という肩書きがあってこそ
成立した商談である。
もしも「○○社の営業課長」という条件さえ同じなら、
他の人でもまとめられる商談かもしれない。
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私もお釈迦様、親鸞聖人のお徳で
皆さんから大事にされる
「虎の威を借る狐」であることを
ユメ忘れてはならないと
改めて知らされました。