【親鸞は弟子一人も持たず(1)】
■『親鸞は弟子一人も持たず』とは、
歎異抄の中の有名な一節です。
親鸞聖人は、
指導者意識、派閥根性を
徹底して嫌われた方です。
■組織のリーダーや会社の経営者なら誰でも、
「どうしたら皆をまとめていくことができるのか?」
というテーマには関心が高いでしょう。
チームのキャプテンも、家族の中のお父さんも
どうやったらみなの心をこちらに向けていけるか?
考えることでしょう。
■しかし、よく考えてみると
そもそもその思いが、自惚れでないでしょうか?
みんなをまとめる。
そんな力、誰があるのでしょう?
そんな事できる自分ではないではないか。
そもそも、自分の心さえ自分で統御できずに
「わかっちゃいるけどやめられぬ」
と失敗している者なのに、
どうして人の心をまとめていける、というのだろう。。。
■親鸞聖人は、自分で自分の心さえどうにもならない
己の悲しい実態を知らされ、
「こんな親鸞が人を導けると思うのは笑止千万だ」
と自戒され、
【親鸞は弟子一人も持たず】
と宣言されたのです。
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