親鸞に学ぶ幸福論

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大人になっても自分の心が本質的には何も変わっていないと思わないか

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今年の夏に早稲田の学生と食堂でご飯食べていた際、
テレビで高校野球をやっているのを見た彼が
「うわ~っ」と苦笑したので、
「どうした?」と聞いたとき、
言っていたのが心に残りました。

 

ブラウン管に映れる高校球児に、
「初々しくて、幼い顔してるな」と
感じている自分に驚いた、とのこと。

 

というのは、小学生の時から高校野球は好きで
よく見ていたそうなのですが、
あの時分はずいぶん大人に感じたものだったのに、
今は「幼いな」と感じてしまっている自分に
驚いたようなのです。

 

ナルホド思い出してみれば私も大学生に憧れがあり、
大学生になったら自分は変われると思って、
受験勉強してきたので
大学に入ったのに何も変わっていない自分の心に
戸惑ったのを思い出しました。

 

中学や高校の時よりも、
たしかに経験も積んで知識も増えた、
社会のルールも弁えるようにはなったが、
本質的には、何も変わっていないではないかと
拍子抜けした感情がありました。

 

この調子で、社会に出て、
部下をもち、家庭を持ち、したところで
「自分はいったい何者なのか?」
「何のために生きるのか?」
こういう本質的な問いに関しては、
小学生の時のままで、
何も成長していないのでは、
と危ぶまれました。

 

こんな焦燥感が
私を仏典や哲学の勉強に
かきたてたんだよな、と
自分の原点を思い出しました。

 

仏教では
幸せになりたいと努力しても
同じ道をぐるぐる回るように
少しも心が変わらず、迷い苦しむさまを
『流転輪廻』といいます。

 

そしてこの流転輪廻を出離して
本当の幸せを獲得するにはどうしたらいいか、
親鸞聖人は徹底して明らかにされました。

 

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