親鸞に学ぶ幸福論

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お金の奴隷になる人、お金の主人になる人【財欲(1)】

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仏教で教えられる五欲の一つに

『財欲』があります。

 「金がほしい」「家がほしい」

「カッコいい車がほしい」

「かわいい服がほしい」

と金や物を求める心です。

 

「金の切れ目は縁の切れ目」

といわれますが、

私の知人で、

昨年の夏にリストラにあった人があります。

 

奥さんは再就職に向って夫を支える、

と当初は言っておられたそうですが

最近その奥さんから

離婚話を切り出されたそうです。

 

人は金があるときは

もみ手で近づいて来るが、

金がないと

手のひらを返したように冷たく接する、

といわれます。

 

ホテルのボーイ、旅館の仲居さんに

チップとかお心付けとか渡すことがありますが、

額が多いとサービスは違うし、

帰る時のお辞儀の角度まで違う。

 

こんなとき、自分に敬意を表して

頭下げているかと思ったら大間違いで、

自分が旅館に落としていくお金に頭を下げているのです

 

金のトラブルで、

大事な人間関係がどれほど損なわれていることでしょう。

友人でも、恋人でも

金の貸し借りは怨恨を残すものです。

その恐ろしさは幾たびか見てきました

 

遊びも、旅行も、美容も、ファッションも

グルメも、デートも、名声も、人気も、買い物も

ビジネスも、アイデアも、宣伝も

まず先立つものはお金でしょう。

 

不和も病気も家のローンも過労も

ストレスもあの恥もこの屈辱も

全ては金が無いせいか。

 

「金さえあれば全てがうまくいく。」

「金があれば、万事解決なのに。」

「金さえあれば、金さえあれば」

と呪文のようにつぶやいて

思いつめています。

 

そんな『財欲』の実態を

シリーズで取り上げてみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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